全固体リチウム電池の基礎と最新動向

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会場 開催

本セミナーでは、全固体電池の基礎から最新動向、硫化物・酸化物固体電解質材料の取り扱いまで解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部. 全固体電池の基礎と最新技術動向

(2020年3月19日 10:30〜12:00)

 本講演では全固体リチウム電池の特徴、性能などについて、既存の液系リチウム電池と比較しながら講義する。特に、全固体電池実現の基となった固体イオニクス材料の歴史や多様性について紹介する。また、全固体電池の開発状況や、その種類、構成について紹介する。

  1. 全固体電池とは
    1. 現行電池の問題・課題
    2. 全固体化のメリット
    3. 全固体電池の種類・分類・特徴
  2. 全固体電池の構成材料
  3. 全固体電池の構造・設計
    1. バルク型全固体電池
    2. 薄膜型全固体電池
  4. 今後の展望

第2部. 硫化物系固体電解質材料の基礎と最新動向

(2020年3月19日 12:50〜14:20)

 全固体リチウム電池の固体電解質として応用されている、結晶性硫化物のリチウムイオン導電体を中心に講義する。特に近年注目を集めている、Li10GeP2S12系材料の開発の歴史を紹介しながら、一般的に用いられている材料の評価方法、解析手法などについて説明し、実際の電池性能を紹介する。

  1. はじめに
  2. 結晶系硫化物電解質の種類と評価方法
    1. 結晶内におけるイオン導電
    2. 結晶系硫化物電解質
    3. 固体電解質の電気化学特性評価法
  3. 結晶系硫化物電解質を用いた全固体電池
    1. 電池構成と評価手法
    2. LGPS 電解質の特性に応じた高性能電池開発
    3. 高電圧化・高容量化への取り組み
  4. 今後の展開

第3部. 酸化物系固体電解質LLTOTMの基礎・応用と課題

(2020年3月19日 14:30〜16:00)

 次世代リチウムイオン電池と目されている全固体電池・Li空気二次電池に使用されるであろう固体電解質には、ガラス系・酸化物系・硫化物系など、いくつかの候補物質が開発のしのぎを削っている。本講演では、酸化物系の候補材料の一つであるLLTO™の性能を向上させることが出来たので、LLTO™の紹介及び要求される製造加工技術に関して述べる。

  1. 会社紹介
  2. 全固体電池・固体電解質の市場
    1. 固体電解質材料
    2. 全固体電池の開発メーカー
    3. ロードマップ
    4. 市場規模
  3. LLTOTMの紹介
    1. 製品紹介
    2. LLTOTMのリチウムイオン伝導メカニズム
    3. LLTOTM製造プロセス
    4. LLTOTMのイオン伝導度・特性評価
  4. リチウム空気二次電池の電池特性
  5. 全固体電池を見据えた今後の開発
  6. 資源
    1. Ti資源
    2. Li資源
    3. LLTOTMによるLi回収技術

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

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