本セミナーでは、高齢者のQOL向上に繋がる安心・安全のモビリティ社会実現に向けた研究の最新動向を名古屋大学COIの青木先生をお招きしてご解説頂きます。
研究成果を活用した運転支援システムの製品化例や教育プログラムへの展開などに触れ、一部“体験”も含めた講義となっています。ぜひご活用ください。
日時
- 2020年4月24日 13時00分〜 2020年4月24日 16時30分
中止
プログラム
最近、高齢ドライバによる交通事故が多く報道されています。高齢者人口の増加に伴い、今後更に高齢者による自家用車利用の増加が予想され、免許返納の促進や規制強化により運転の制限を求める動きもあります。一方、都市部以外では公共交通機関は限られており、高齢者の生活の質 (QOL) 確保には、自由に外出し、社会との関りを保つ手段としての「モビリティ」が求められています。高齢ドライバ事故を根本から対策するには、認知や視覚機能などの心身機能と、運転時の判断や操作などの運転特性を考慮した支援が重要です。 本セミナーでは、高齢ドライバの心身機能・運転特性に関して、既往の研究や、我々が構築している高齢ドライバデータベース「Dahlia」 (Data Repository for Human Life – Driving Anatomy) のご紹介をします。さらに、Dahliaを活用し、交通事故低減や運転技能の維持・向上を目指した運転支援技術や、教育プログラムの製品化、規格化を目指した事例をご紹介します。
- はじめに
- 日本および世界の高齢化状況
- 高齢ドライバの事故
- 運転とQOL
- 名古屋COIの高齢ドライバデータベース (DAHLIA) と心身機能
- 視覚機能
- 認知機能
- 運動機能
- 各種試験の説明・体験
- DAHLIAから見えてきた高齢ドライバの運転特性と心身機能等との関係
- 運転データ収集・解析
- ニアミスと心身機能の関係
- 一時停止交差点での運転特性と心身機能
- 高齢ドライバの誤操作による事故および対策例
- 操作エラーによる事故実態
- ドライビングシミュレータを用いた誤操作模擬実験
- 心身機能を考慮した誤操作被害抑制システム
- 視覚障害の運転影響と評価
- 視覚障害と運転
- ドライビングシミュレータを用いた視野障害模擬実験
- リスク知覚テストによる視野障害の運転影響評価 (体験あり)
- 運転中の体調急変検出技術と自動待避システム
- 運転中の体調急変と事故
- 体調急変時のドライバや車両挙動
- 体調不良検出および支援技術
会場
受講料
- 1名様: 43,000円(税別) / 47,300円(税込)
- 複数名: 56,000円(税別) / 61,600円(税込)