本セミナーでは、来たるべき厚生労働省の医薬経済評価の導入に向け、価値に基づく価格設定 (VBP) 流の交渉ポイントを解説いたします。
いかにして薬剤の価値に見合った妥当な薬価を取得するかは大きな課題である。 臨床試験成績が薬剤の価値を証明することは言うまでもないが、昨今医療経済的評価の重要性も高まってきている。 本講座ではこれらの点について触れたい。
最近の厚労省の医療改革案では、医療のイノベーショ評価への医療経済手法の活用の検討が謳われた。特に、どのように薬価算定に応用されるのかに関心が高まっている。 そこで前半では、そのような評価とは何を意味するのか、そのキー概念は何かといった医薬経済評価の概念と手法の基本をわかりやすく解説する。 さらに、それを受けて後半では、来るべき厚労省の医薬経済評価の導入を想定して、価値に基づく価格設定 (Value-based Pricing; VBP) 流の交渉ポイントを解説する。