本セミナーは、高分子溶液の相分離の基礎から解説し、ゲル化のメカニズムについて詳解いたします。
日時
- 2020年2月13日 10時30分〜 2020年2月13日 16時30分
開催予定
プログラム
高分子溶液の相分離やゲル化は、合成、輸送、保存、加工などの過程で思いがけなく起こる予測困難な現象である。本講では高分子間および高分子 – 溶媒間の相互作用に注目して溶液の状態変化を調べることにより、高分子の溶解性やゲル化に関する分子論的な理解を試みる。これをもとに、相分離・ゲル化を積極的に用いた感熱性、相溶性、流動性、粘弾性などの制御による高機能高分子の実用可能性を探索する。
- 高分子溶液の特性
- 分子量と高分子性
- 高分子溶液の相転移概観
- 相分離
- ゲル化
- 結晶化
- ガラス転移
- 高分子量領域での極限則
- 上限則とスケーリング則
- ランダムコイルとその拡がり
- ガウス鎖
- フローリ則
- 膨潤鎖と凝縮鎖
- コイル – グロビュール転移、逆転移 (高温グロビュール) と感熱性
- 単一鎖 (特に感熱高分子鎖) の張力 – 伸長曲線
- 蒸気圧と浸透圧、第2ビリアル係数
- 重なり濃度と準濃厚溶液
- 溶液のスケーリング理論
- 高分子溶液の粘弾性基礎
- 極限粘度数
- 剪断速度依存性
- シニングとシックニング
- 複素弾性率
- 散乱実験 (光、中性子) と構造因子
- 高分子溶液の相分離
- 高分子の溶解性を決める因子
- 相分離の基本タイプ
- UCST
- LCST
- LOOP
- 相分離の分子論
- フローリ理論
- カイパラメータ
- 溶解度パラメータ (SP値)
- VLBW現象論
- 高分子非水 (有機溶媒) 溶液のUCST
- 高分子水溶液のLCST、圧力効果、イオン添加効果
- ランダム水和と協同水和
- 感熱性
- 鋭いC-G転移
- 平らな曇点曲線
- 多成分高分子溶液
- 三角相図の読み方
- 混合溶媒、選択吸着
- 共良溶媒
- 共貧溶媒
- 臨界溶媒
- 高分子溶液のゲル化
- 化学架橋と物理架橋、両者の共存と変換
- ゲル化に導く分子間架橋
- 水素結合
- 疎水凝集
- 配位結合
- 微結晶化
- ガラス化
- クーロン力
- ゲル化点と架橋構造
- 架橋多重度
- 架橋長
- 有効鎖
- ネットワークの連結構造
- 相分離とゲル化の干渉 (3つの基本タイプ)
- 低温ゲル化と高温ゲル化
- 水素結合性高分子のゲル化
- 水素結合超分子
- 高分子ゲル化剤
- バイオポリマーゲル
- 疎水化水溶性高分子のゲル化
- 会合高分子
- テレケリックポリマー
- 添加塩効果、溶媒混合効果、圧力効果
- イオン架橋ゲル化 (配位数効果)
- 2成分混合ゲルと最適ゲル化条件 (会合高分子 – 界面活性剤相互作用を含む)
- 剪断による高分子溶液のゲル化
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 42,750円(税別) / 47,025円(税込)
- 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。