第1部 粒子径・粒子径分布計測の基礎
(2020年2月6日 12:20〜14:20)
粉体・粒子を取り扱う業務では粒子径・粒子径分布の情報は欠かすことのできないものです。一方 、それゆえに 、対象となる粒子径範囲などに対応して10種類を超える異なる測定原理があったり 、また 、粒子径分布については統計的取り扱いが必要になったりするもので 、「基本的知識をひととおり」といえどもその系統だった学習はなかなかにハードルが高かったりします。ですので 、「粒子径・粒子径分布計測の基礎」の復習は 、粉体・粒子系技術者にとっての必修科目といって過言ではありません。
- 粒子径計測の目的
- 粒子径とはナニか
- 粒子径「分布」の取り扱い
- ヒストグラムと分布密度と積算分布
- 粒子径分布の測定結果の表示法
- 個数基準の分布と質量基準の分布
- 代表径 (各種の平均径・50%径)
- 各種測定原理概論
- 粒子径・粒子径分布計測の標準化活動 (ISOとJIS)
第2部 粒子径・粒度分布測定の実践テクニック
(2020年2月6日 14:30〜16:30)
実用材料の分散性や分散安定性を評価する際、粒子径や粒子径分布測定は重要な位置を占める。実用材料では、粒子濃度が高いスラリーやペーストが多く使用されているが、本来、評価する目的に合わせて希釈操作も含めてサンプルの準備方法や評価方法を適宜選択する必要がある。本講では、実用材料を実際に評価する際のサンプル準備、目的ごとの測定手法の選択のポイント、得られた結果の解釈について実例を示しながら解説する予定である。
- 実用系ではどんな時に粒子径を測定するのか?
- 分散性と分散安定性評価と粒子径測定の関係
- 分散性評価のための粒子径測定
- 分散安定性評価のための粒子径測定 – ゼータ電位測定との関係とは? -
- 濃厚系での評価事例紹介
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
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アカデミック割引
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