自社コア技術を活用したSDGs関連新事業テーマの発掘と進め方

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

日時

開催予定

プログラム

第1部. SDGsがもたらすビジネスチャンスと研究開発現場の可能性

(2020年2月25日 9:00〜10:15)

2015年9月に国連で採択された「SDGs (持続可能な開発目標) 」。国、地方自治体、企業などでその達成に向けた動きが活発化しているが、SDGsは単なる”目標”ではなく、17ゴールの下の169のターゲットまでを見ていくと、様々な”課題” が浮き彫りになっている。これらの課題を見極め、自社の技術・ノウハウで解決を図り、SDGs達成を担うのが「SDGsビジネス」だ。この”課題の見極め”、それを技術で解決するプロセスで、研究開発現場が果たす役割は非常に重要だ。2016年から国連開発 (UNDP) と共同で「SDGs Holistic Innvoation Platform (SHIP) 」を運営してきたJapan Innovation Networkが、SDGsを起点にしたビジネス創出の可能性と研究開発現場が果たせる可能性について語ります。
  1. SDGs達成に必須な民間セクターの関与
  2. イノベーションとは?
  3. SDGsをイノベーションで達成する
  4. SDGsを起点にイノベーションを起こす
  5. 研究開発現場とSDGsを起点としたイノベーションの関係
  6. 「SDGsビジネス」事例
  7. 日本企業の技術・ノウハウでSDGs達成をめざす「SDGs Holistic Innovation Platform」

第2部. 富士フイルムにおけるSDGsをふまえた新規事業テーマの発掘、進め方

(2020年2月25日 10:30〜11:45)

富士フイルムでは2017年8月にCSR計画「Sustainable Value Plan (サステナブル・バリュー・プラン) 2030 (SVP2030) 」を発表した。本計画は2030年度をゴールとする長期目標であり、弊社が持続的に発展していくための経営の根幹をなす計画で、革新的技術・製品・サービスの提供などで、事業活動を通じ、SDGsに代表される社会課題解決への取り組みを示すものです。社会課題解決に向けた弊社の基盤技術・コア技術とSDGsに対するR&Dの取り組みについて環境・健康・生活の視点からご紹介させていただきます。
  1. 企業概要
  2. 当社の歴史
    • 歴史を振り返る
    • 第二の創業 (銀塩写真からの脱却)
  3. 技術の棚卸
    • 富士フイルムの技術ルーツは何か
    • 基盤技術とコア技術の再定義
  4. 弊社のSDGsへの取り組み
    • Sustainable Value Plan (サステナブル・バリュー・プラン) 2030 (SVP2030)
  5. コア技術を活用したSDGsテーマと取り組み
    • 環境 の視点
    • 健康 の視点
    • 生活の視点

第3部. SDGsを踏まえた新たなビジネスモデルの創出

(2020年2月25日 12:30〜13:45)

第4部. SDGsのビジネス上の意義と特許情報による関連技術の見える化

(2020年2月25日 14:00〜15:15)

 SDGsの「認知」度は急上昇しているものの、CSR (企業の社会的責任) の文脈で捉える企業は未だに多く、SDGs責任者を社内に置く場合にもCSR責任者が兼任していることがほとんどである。しかし、それはSDGsの「ビジネス上の意義」を正しく捉えていない可能性が非常に高い。また、政府関係者によれば、SDGsに関して現在、最も注目されているのは、WebページなどでSDGsに向けた活動を謳う企業が増える中で、それぞれの活動の「実質」をどのようにして「見える化」するか、という問題である。本講では、日経の「経済教室」に演者が提案した内容を踏まえ、SDGsの「ビジネス上の意義」について解説するとともに特許を活用したSDGs活動の「見える化」の方法について論じる。

第5部. 新事業探索としてのSDGsの捉え方と研究開発テーマの設定

(2020年2月25日 15:30〜16:45)

第6部. 自社のコア技術を活用したSDGs関連“新事業アイデア“の創出

(2020年2月25日 17:00〜18:15)

 2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標として「持続可能な開発目標 (SDGs) 」が設定されました。企業部門においては、企業価値の増大や投資を呼び込む際にESGを考慮する動きが広がると共に、事業の拡大や維持を行う際にもこのSDGsに対応することが重要と認識されつつあります。そこで、各社SDGsに対応した事業展開を検討するものの、自社との接点見出すことが上手く出来ずに苦戦しているケースも見受けられます。  そこで本セミナーではSDGs関連の“新事業テーマ“に取組む一つの視点として、自社の技術をSDGsとマッチングさせるための考え方についてご紹介致します。この機会に是非ご参加ください。

  1. 技術とは
  2. 自社技術を活用した新事業構想を進める意義
  3. 自社技術の可視化
  4. 技術評価とコア技術設定
  5. コア技術情報の管理と運用
  6. SDGsの目標・ターゲットと社会課題
  7. 機能展開による社会課題の技術課題への変換
  8. SDGsとコア技術のマッチングからの新事業アイデア創出
  9. 新事業アイデアから新事業計画策定・事業化推進へ
  10. 活動実践事例

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について

アカデミック割引

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。