本セミナーでは、スラリー・ペーストについて取り上げ、スラリーの流動性、凝集特性から塗工性・分散性向上のための添加剤の選び方、タレ・レベリング性評価まで解説いたします。
日時
- 2020年2月28日 10時00分〜 2020年2月28日 17時00分
開催予定
プログラム
第1部 スラリー・ペーストの分散・調整の基礎と応用
(2020年2月28日 10:00〜12:30)
液中での粒子分散を支配する要因を解説します。その後で、実際の測定例も交えながら液中の粒子分散・凝集状態をどう評価するか、その評価法を紹介します。 特に評価が難しい濃厚系 (高粒子濃度) のスラリーや多成分系のスラリーについて、リチウムイオン電池正極材料スラリーを例に、粒子分散をいかに評価し、製品特性を予測・制御するかを解説します。
- イントロ ~スラリー評価の前に知っておきたいこと~
- 液中粒子の分散・凝集を支配する因子
- DLVO理論
- 非DLVO力
- 基本的な物性の評価手法
- 粒子径分布
- 粒子の濡れ性
- 粒子のゼータ電位
- 粒子への分散剤吸着量
- スラリーの流動性評価
- 流動挙動の種類
- 流動性評価法
- 流動性評価の実例
- 見かけ粘度の測定で注意すべきこと
- スラリー中の粒子集合状態評価技術
- 重力沈降,遠心沈降試
- 静水圧測定法
- ナノ粒子の分散・凝集状態評価 (浸透圧測定法)
- 希薄系での直接観察
- スラリー評価の応用例
- 噴霧乾燥 (スプレードライ) ~中実球形顆粒を作るには?~
- リチウムイオン電池正極 ~多成分スラリーを評価するには?~
- チタン酸バリウム ~シート成形で成形体密度を制御するには?~
- 質疑応答
第2部 添加剤がコーティング液に与える塗布性、塗布後の膜の平滑性への影響
(2020年2月28日 13:15〜15:15)
- 平滑性を上げる基本技術
~阻害要因はなにか?どのようにして平滑性を上げるか?~- 基材への濡れの向上
- 表面張力と平滑性
- はじき防止・スリップ性・撥水性などの付加的機能
- 添加剤の構造と機能
~表面調整剤の構造をわかりやすく説明する。~- ポリシロキサン系
- アクリル系
- 膜の表面自由エネルギーを上げる添加剤
~従来は表面張力を下げるのだけだったが、上げることも可!~- 液の表面張力と膜の表面張力 (表面自由エネルギー)
- 添加剤による易洗浄性・超親水性の実現
- 添加剤選定のポイントと使用上の注意点
~透明性、熱安定性、塗り重ね性など、構造と対照して解説する。~- 相溶性・活性度
- 顔料分散剤による平滑性の向上
~粒子の凝集を無くし、ニュートニアン流動にすることで平滑性を向上!~- 分散剤の構造とその特徴
- 水系・溶剤系での事例
- 平滑性の測定方法
~光沢・ヘイズ、ゆず肌など仕上がり外観を数値化する手法を解説する。~- Wave scanを用いた測定
- Haze Gard iを用いた測定
- 質疑応答
第3部 粘弾性測定によるスラリー・ペーストの分散性・塗工性評価
(2020年2月28日 15:30〜17:00)
- 粘弾性測定とは
- 粘弾性測定の基礎
- 回転 (静的) 測定の概要と応用例
- 回転測定の概要 ~変形方法,粘弾性変数~
- 回転測定応用例 (流動性評価)
- ニュートン流動現象 ~粘度が回転によらず一定?~
- ダイラタント現象 ~粘度が回転と共に上昇?~
- シアシニング現象 ~粘度が回転と共に下降?,そのメカニズム~
- 塗工特性評価 ~塗工性能評価 (タレ性,レベリング性) ~
- 塗膜形成評価 ~塗布後の塗膜形成過程評価 (溶剤系塗料の溶媒の揮発過程) ~
- 振動 (動的) 測定の概要と応用例
- 振動測定の概要~変形方法,粘弾性変数~
- 振動測定応用例 (分散性評価)
- ひずみ分散測定 ~分散性 (均一,不均一,凝集) 粒度分布の違い~
- 周波数分散測定 ~分散性 (長期分散安定性評価) ~
- 温度分散測定 ~塗膜形成過程評価 (熱硬化性塗料の熱硬化過程) ~
- 質疑応答
会場
受講料
- 1名様: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 複数名: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。