本セミナーでは、電磁波吸収体の基礎、電磁ノイズ対応シールド技術の基礎から解説し、広吸収帯域化技術、装置への展開事例について詳解いたします。
波長が数メータから数ミリメータまでの範囲 (マイクロ波・ミリ波あるいはギガヘルツ波) の電磁波 (電波) を用いる技術において、電波相互干渉による誤動作等の対策の一つとして不要電波除去のための電磁波吸収体の設置があります。電磁波吸収体の設計には電磁波と相互作用する材料の性質あるいは複数の材料よりなる場合にはその構造も重要な要素となります。 本講座は、ギガヘルツ電磁波における材料と電磁波の相互作用に関して、その応用を念頭に置いています。相互作用の結果として、材料の種類、形状等に関係した特徴のある反射・透過・吸収特性を示します。その部分を材料が有する誘電率・透磁率等の固有の性質等を用いて分かりやすい図・数式を用いて講義を行います。必要な基礎知識は講義の際にできる限り説明を行います。電波の応用範囲は極めて広いが、学際分野でもあるために、取り組みにくいテーマでもあります。その壁をできるだけ乗り越えやすくするために、本質部分を分かりやすく講義し、できるだけ多くの受講者の方に役に立つ講座を目指します。
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。