本セミナーでは、アクチュエータや発電システムへの応用が可能な EAP について基礎から解説し、誘電エラストマーの開発動向・応用例までデモを交えて徹底解説いたします。
人類は石器時代、鉄器時代を抜けて、21世紀のプラスチックの世紀を迎えつつある。最近、電界などで歪んだり、圧力を発生するエレクトロアクティブポリマー (EAP) を用いて、SFの世界で繰り広げてきた話が俄然現実味を帯びてきた。 近い将来、事故等で障害を負った方が、普通の人より、数段優れた活動が可能になったり、自動車等がEAPで動く日がくると思われる。また、地震による建物の倒壊を防ぐEAPも市場に現れると考えられている。 誘電エラストマーアクチュエータは、クーロン力を利用したEAPで、このアクチュエータは、主材がポリマーであり、低コスト・軽量・高エネルギー密度・優れた機械カップリング性等といった特性を有しているため、各種アクチュエータ、センサー、モーター、ポンプ、スマートマテリアル等に幅広く応用が可能である。 また、誘電エラストマーは、既存のデバイスでは発電することが難しい緩やかな運動エネルギーから発電することが可能で、自然エネルギーをはじめ、人や動物・乗り物・建物などの動きから電気を得ることから、今までにない幅広い分野への応用が大いに期待されている。
※実際セミナーで用いるデモ機は上記イメージとは、異なる場合がございますのでご了承ください。