第一次産業革命の時代から現在に至るまで、ものづくりの重要性はますます高まっています。それに伴い、大量生産から多品種少量生産、さらに変種変量生産へと生産スステムの変遷も激しく変化してきました。はめあいや標準化、コストダウン思想などの機械設計にとって重要な概念も生まれました。どんな時代環境になってもものづくりの重要性は変わりません。AI全盛の時代になってもそれは変わりません。そんなものづくりの中で基本となるのが機械設計です。そしてそれを誰が見てもわかるように表現する機械製図技術です。
今回のセミナーは、深くて広い機械設計への入門としています。機械設計を楽しむ気持ちで設計業務に取り組んでください。責任やプレッシャーもあります。しかしそれを乗り越えてあまりある醍醐味が機械設計にはあります。縄文古来からのものづくりのDNAは私たち日本人一人ひとりの中に生きています。私たちにはものづくりに対する高いポテンシャルがあるのです。これからは自信を持って機械設計に取り組んでください。
- 現代の機械設計に取り組む考え方
- 機械設計に取り組む考え方
- 機械設計の役割
- 機械設計の守備範囲
- 機械設計の心得
- 機械を設計する目的と機械設計の位置づけ
- 機械とは、機械設計とは
- 機械のあるべき姿
- 機械の構成
- メカ設計とソフト設計
- 自動化のレベル
- 機械が市場に出るまでのプロセス
- 機械設計のプロセス
- 材料の知識
- 材料の機械的性質、化学的性質
- 主な材料の特徴 (熱処理と表面処理)
- 機械設計に必要な工学的基礎知識
- (メカ機構や個別の機械要素部品設計、センサーやシーケンス制御は講義しない)
- 材料力学
- 機械力学
- 熱工学
- 流体力学
- 複合分野の融合技術 etc
- 機械加工の知識
- 機械加工の位置づけ
- 機械加工の分類
- 最適な加工法の選択 etc
- DFX の考え方による機械設計
- 加工に配慮した設計
- 組立に配慮した設計
- 調整に配慮した設計
- 機械図面のルール
- JIS規格
- 図面の果たす役割
- 製図機器の変遷
- 第三角法によるルール
- 寸法記入のルール
- 公差とはめあい etc
- 機械設計演習
立体把握力、設計構想力を鍛える
- 機械設計者の周辺知識
- 国際単位
- JIS と ISO
- 安全規格と法令
- リスクアセスメント
- 3R
- 機械の品質、標準化etc
- 最新のものづくり工場の紹介
- 継続研鑽のすすめ
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
アカデミック割引
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。