本セミナーでは、ポリウレタン市場の代表的用途を主体に、原料構成や反応後のポリウレタン分子構造について解説いたします。
各種イソシアネート基礎に関する知識を習得し、ウレタン素材の設計が想像できる様になります。
(12:15~13:45)
ポリウレタン市場の代表的用途を主体に、まず原料構成や反応後のポリウレタン分子構造の解説を行います。特に、高次構造の形成が重要であり、ポリウレタン各種用途における高次構造の寄与を明確化します。また、これらのポリウレタン樹脂構造を決定するのに、イソシアネート構造と反応性の寄与が大きいため、イソシアネート変性方法による構造制御と基礎的なイソシアネート反応性の考え方につきご説明します。さらに、接着剤の範疇に含まれる樹脂材料の原理や長所・短所にも触れ、これらの短所とそれに対する対策をアドバイス致します。 最後に、ポリウレタン原料は多種多様ですが、これらの材料設計のための計算方法の基礎をご紹介いたします。また、ウレタン原料の特性に関する纏めを行い、ポリウレタン樹脂の要求特性に対応した原料組成につきその特性面からの設計手法が習得できます。
(14:00~16:00)
イソシアネート (特にポリイソシアネート) の種類、特徴を解説することで、工業的利用価値が広いことを認識していただきます。また、モノマーからプレポリマー、ポリウレタン樹脂と分子設計により用途を応じた特徴を引き出せることを解説いたします。 各種イソシアネート基礎に関する知識を習得し、ウレタン素材の設計が想像出来る様になります。また、イソシアネートと組み合わせるポリオール側についても触れ、用途に応じた性能発現方法について理解して貰います。 限られた時間なので広く設計自由度を持つウレタンの一部ですが、有意義な講演にしたいと考えております。
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