本セミナーでは、ガラスの熱伝導率、粘性特性、熱膨張率などの基礎から解説し、ガラスの強度測定法、破壊解析手法やガラスの強度を高める手法 (熱強化、化学強化) について詳しく解説いたします。
近年のガラスに対する安全性評価の進展と高まりにより、ガラスが割れたとしても安全性が担保できれば良いという考え方が世界的に広まっています。従来の「ガラスが破壊しないので安全とするStrengthレベル」に加え、「ガラス商品が破壊したとしても一定の安全性が確保できれば良いとするSafetyレベル」および「生命や財産の保持を重視するSecurityレベル」のガラス商品が開発されています。また、国際規格の最も大きな組織であるISOの規格作成を担当するワーキンググループでは、上述の3つのレベルに分けた論議がされています。 このようなガラス商品では破壊の有無のみではなく、割れの進展やその破壊パターンの解析も重要です。一方、SafetyレベルやSecurityレベルでは、従来よりも過激なガラス強度試験法で評価することになりますが、日本ではあまり知られていません。 本セミナーでは、ガラスの破壊に関する一般的な知見に加え、衝撃波や台風災害試験を始めとする日本ではあまり知られていないガラスの強度試験方法も含め、ガラスの割れやガラスの強度評価方法を紹介します。
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