第1部 レオロジーの基礎と測定・評価の要点
(10:30~15:20)
本講演は、会社に入ってから「レオロジーを始めた方」、「レオロジーの測定はできるけど解析の仕方がよくわからない方」、「レオロジーの応用解析をもっと知りたい方」を対象にしたセミナーです。レオロジーはポイントさえ掴めれば誰でも理解できます。そのポイントを実際に測定した結果を基に、分かりやすく・やさしく・おもしろく説明します。
また、測定上の注意点や設定パラメーターもご紹介いたします。なお、今回の講演では、ほとんど数式は出てきません (ただし、重要な式は紹介します) 。レオロジーを勉強する第一歩として講演を聴いて頂ければと思います。
- レオロジーの概念
- レオロジーで何がわかるのか?
- レオロジー挙動を利用した商品
- レオロジーの共通語
- フックの法則 / ニュートンの法則
- 粘弾性測定
- 貯蔵弾性率と損失弾性率
- ずり速度と粘度の関係
- 粘度計とレオメーターの違い
- チクソトロピー / レオペクシー / ダイラタンシー
- アロンアルフアの粘度調製
- 粘着性能と粘弾性挙動
- 粘弾性を用いた塗布性の評価
- 種々の粘弾性測定
- 歪み分散測定
- 温度分散測定
- 周波数分散測定
- 定常流動粘度
- ずり速度
- 応力緩和測定
- 測定後の解析 (得られたデータの取り扱い方)
- 時間 – 温度換算則
- スライムの緩和時間を求める
- ゴム状平坦部から絡み合い点間分子量を求める
- 高分子鎖一本に何個の絡み合いがあるか
- ゲル化臨界点
- その他
- 非線形粘弾性
第2部 実習 レオメーターの使い方
~歪み分散・周波数分散・ずり速度を測ってみる~
(15:30〜17:00)
本講座では、レオメーターを用いて実際に測定を行います。手で触れた感触 (官能評価) がレオロジーデータとしてどのように数値で評価できるかを体験すると共に、レオメーターの測定手順、測定テクニックをレクチャーします。
- 粘弾性体って?
- 粘度計と粘弾性測定装置の違い?
- 粘弾性測定の基礎せん断速度の算出から、G‘, G“の導き方まで)
- 回転測定とその応用例
- 粘度カーブ測定
- 振動測定とその応用例
- ひずみ分散測定
- 周波数分散測定
- 温度分散測定
- レオメータを用いた実演
- ハンドクリーム
- 食品サンプル など
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。