(2020年1月24日 10:00〜11:30)
第4次産業革命など社会環境が大きく変化する中、企業 に求められる製品やサービスも大きく変化しており、その中で安定し て事業運営する為に知的財産の役割は益々大きくなっている。このよ うな時代の中で、事業の状況および周辺の環境に応じて、その企業 にとって有効な知的財産活動をどのような点に重点を置いてしていけ ば良いのかについて考察したいと考える。ビジネスモデルを活かすい くつかの特許網の事例についても紹介したい。
(2020年1月24日 12:15〜13:45)
企業においては、事業発展のために知的財産をどのように蓄積し、活用してくのか、その方向性を決めるための知財戦略が重要となっている。本講演においては、知財戦略の重要性について解説すると共に、その知財戦略に基づき、事業部門・研究開発部門・知財部門による三位一体の知財活動をどのよう進めていくのか、その具体的なプロセスについて説明する。そして、知財活動を通して、具体的に特許網構がどのように構築されるのかその実例を紹介すると共に、知的財産を蓄積する上での今後の課題について述べたい。
(2020年1月24日 14:00〜15:30)
発明の実施形態に関する単一の特許のみではなく、第 三者が実施てくるであろう改良案 (回避案) までも包含する複数の 特許 (特許網) により、自社製品・事業を保護することがさまざま議 論され、また、紹介されている。特許網をうまく活用すれば、一定の 効果が期待できるかもしれないが、投資対効果の観点で考えると、 盲目的な特許網作成は、自社の競争力強化よりも、貴重な企業リ ソースの浪費につながる虞もある。特許件数をむやみに競う時代は 終わり、昨今は、最小の投資で最大の効果を得ることが企業の知財 マネジメントに要求される。この講演では、特許網の考え方を含む シスメックスの知財戦略を紹介する。
(2020年1月24日 15:45〜17:15)
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。