UV硬化樹脂の材料設計と各機能性を向上するための必須基礎

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本セミナーでは、光硬化について基礎から解説し、材料選定、硬化条件設定、硬化物性評価、トラブル対策までを解説いたします。

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プログラム

  1. はじめに
    • ここでは、講座全体のイントロダクションとして、光硬化技術の用途やメリットを示したのちに、この講座の進め方についてお話します。
      1. 簡単な自己紹介
      2. 光硬化とは
      3. 難しい点
      4. 理解へのアプローチ
      5. 本講座の進め方
  2. 光硬化技術の概念的な理解
    • 光硬化とは、「液状材料が、光の照射で硬化して、硬化物を生成」するという技術です。ここでは、その全体像が理解できるように、液状樹脂が固まるということについて様々な視点から概観します。
      1. 液状樹脂が固まるということ
      2. 高分子とは
      3. 固まったものの振る舞い
      4. 光反応について
  3. 光硬化型材料の構成要素について
    1. 光硬化型材料の構成
      1. 反応性材料
      2. 光開始剤
    2. 硬化 (光照射) 装置
  4. 光開始重合反応について
    • 光硬化反応の一番重要なポイントである光開始重合について、まとめます。
      1. 光開始ラジカル重合
      2. 光開始カチオン重合
      3. ラジカル重合とカチオン重合の比較
  5. 硬化型材料の評価
    • 光硬化の各段階における評価方法について、ここで議論します。
      1. 液特性の評価
      2. 硬化特性の評価
      3. 硬化物物性の評価
      4. その他の評価
  6. UV硬化技術を有効に利用するためのTips
    • 今後の開発に役立つTipsについて、これまでの経験に基づいて説明します。
      1. 硬化反応を効率よく行うためには (例えば、暗所での硬化)
      2. 硬化収縮と応力集中の関係について
      3. 粘弾性の重要性について
      4. 相溶性について (材料設計への活用について)
      5. メゾスケールで考えることの意味
  7. よくあるQ&A
    1. 設計の際、どのようなモノマー・オリゴマーを選択するのか?
    2. 重合様式 (ラジカルとカチオン) の違いとメリット・デメリット
    3. ラジカル重合型材料の酸素による重合阻害の回避方法は?
    4. 硬化性 (硬化の速さ) は、どのように決定されるのか?
    5. 光の届かない深部や影になる部分をうまく固めるためには?
    6. 相溶性について簡単に教えてください。
    7. 粘弾性測定が有用とのことで基礎的なことを教えてください。
    8. 硬化物の硬度を変える一般的な方法をご教示ください。
    9. 応力が集中するとよくないと聞きました。

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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