本セミナーでは、バリアフィルムについて基礎から解説し、バリアフィルムの作成と評価、トラブルの原因と対策について解説いたします。
また、有機ELディスプレイ用の最新動向についても解説いたします。
アルミ蒸着フィルムは、アルミ箔代替として優れたガスバリア性、耐ピンホール性、光線遮断性、装飾性が注目され、一方透明蒸着フィルムは、塩化ビニリデンフィルム代替として優れたガスバリア性、透明性、レトルト耐性、非金属性、環境対応性などが注目され現在大きな市場を形成しております。最近は透明蒸着フィルムを利用した、太陽電池や量子ドットフィルム、有機EL分野におけるハイバリアフィルムの適用拡大が期待されていますが、この分野では食品分野とは桁違いの厳しいバリア性が要求され、このため有機・無機膜からなるハイブリッドコーティング技術が開発されてきております。 本講座では、有機EL技術のキーポイントとなっている、Vitriflex社のR2Rスパッタリングや、Flex – e Matelials社のフレキシブルバリア膜の新しいの技術内容や市場について、分かりやすく、かつ詳細に解説します。関連技術者にとって、貴重、かつ不可欠な情報が網羅されていますので、是非ご聴講ください。
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