FMEA・FTA (2日間)

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2020年1月28日「FMEA・DRBFMのあるべき姿、その使い方と効率の良い作成法」

 不良や事故・故障などの未然防止の道具としてFMEA・DRBFMがありますが、単にデザインレビューの資料としてコピーペーストして作成することや、顧客要求のために後付けで作成しているなどを含め、そもそもの使い方を間違っていることが散見されます。  FMEAとは、トヨタ流の未然防止手法のDRBFMとは、そして未然防止とは、それらをはっきりと理解することが必要です。
「FMEAをやっているのだけれども効果があがらない」という声もよく聞きます。「過去の事故や不良についてFMEAに記載している」といった間違った認識もあります。重点化できずに広く浅いことや、実施時期も適切でないことから効果がでていないこともあります。本来のあるべき姿、効率良い実施方法について事例を通し解説します。  FMEAの効率化として、インタビューFMEAを提唱しています。日刊工業新聞社の月刊誌「機械設計」にて2016年5月号から9月号まで連載 (本年6月・日刊工業新聞社より書籍出版) 、その内容も含め、解説します。本当に役に立つ、やってよかったというFMEAやDRBFMを効率よく実施しましょう。

  1. 未然防止活動
    1. そもそもの未然防止とは
    2. 未然防止の区分けの必要性
    3. 故障予測と再発防止
    4. FMEA・DRBFMがうまくいかない理由、事例
    5. 未然防止活動に有効な道具
    6. 効率的な未然防止活動の適用時期
    7. 重点化実施するには
    8. インプットの明確化のため
  2. FMEA・DRBFMの作成
    1. 設計FMEAと工程FMEA
    2. FMEA作成手順
    3. 効率良いFMEAの作成、インタビューFMEAの活用
    4. FMEAとDRBFMについて
  3. DRでの有効活用
    1. 本来のDRとは
    2. DRの誤解
    3. DRの分類、明確化
    4. DRの効率化による未然防止の有効活用とは
  4. FMEA演習:おかしなFMEAやDRBFMから学ぶ見方考え方

2020年1月29日「FTA (不良の木解析) 入門と有効的実践活用法」

 不良や事故・故障などの未然防止の道具としてFTAがあり、FMEA・DRBFMとともに注目されていますが、FMEA・DRBFMとの違い、使い方がはっきりしないまま有効活用されていないことが多く見られます。問題解決の道具としても注目されていますが、QC7道具、なぜなぜ分析、比較分析法など、それぞれの使い分けもできていないことが散見されます。  FMEA・DRBFMとの違いを理解することで、FMEA・DRBFMの有効活用にも役立ちますし、他の技法と関連、連動して使うことにより、より有効に活用できます。それらの関係、FTAへの有効活用について解説します。本当に役に立つ、やってよかったというFTAをやりましょう。

  1. FTAと未然防止活動
    1. 未然防止とは
    2. 未然防止の区分けの必要性
      • 問題解決と再発防止、故障予測の関係
    3. FTAとFMEA・DRBFMの関係
    4. 効率的な未然防止の実施時期について
    5. 諸技法の活用
      • QC7つ道具
      • なぜなぜ分析
      • 比較分析法
  2. FTAの作成
    1. FTAの活用法
    2. FTAの留意点
    3. FTAの実施準備
    4. FTAの基本的な論理記号
    5. 基本事象の抽出
    6. FTAの事例
  3. FTA演習

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
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