イノベーティブな新規事業の創出法と実施までの仕掛けづくり

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デジタル化 (IT化) とグローバル化の進展によって開発した技術や製品がすぐにコモディティー化してしまう時代、技術とマーケットは予想以上の変化のスピードとなり、人々の消費トレンドも「所有」から「利用」へ、「モノ」消費から「コト」消費へと根本から大きく変わり始めています。こうした世界経済の不確実性や価値観の多様化などが進む中で、企業はこれまでのやり方では成長軌道が描きづらい状況となってきています。新たな成長エンジンとして新規事業によるイノベーションがあらゆる場面で強く望まれていますが、新規事業創出に向けて、「どういった手順で進めればよいか?」、「どのようなしかけが必要か?」、「失敗しないために何に気を付けるべきか?」、「適性人材の育成はどうありたいか?」などといった具体化レベルでは率直な疑問もいろいろとあるのではないかと思われます。  本セミナーでは、このような現場で直面する様々な課題に対して、企業としての取り組み方を技術経営の視点から整理して解説します。特に、新規事業絞り込みのポイント、新規テーマ創出の方法、技術者マーケティングの重要性、ビジネスモデルの重要性、オープンイノベーション戦略などの全体像を把握した上で、新規事業創出プロジェクトの進め方を議論します。さらに、いくつかの具体的事例を踏まえながら、都度、ワークショップで実践的な理解を深めていきます。

  1. 【はじめに】日系メーカーを取り巻く現状と課題、問題提起
    1. イノベーションとは何か
    2. 日系企業の研究開発力評価と課題
    3. 主力事業の消失とはどういうことか
  2. 実践的経験から得たトピック
    1. 1980年代以降からのビジネストレンドの変遷
    2. 製品の用途展開と付加価値
  3. 新規事業開拓の方向性
    1. 新規事業絞り込みのポイント
    2. アンゾフマトリックスによるテーマ分析
    3. 具体的テーマの事例研究
  4. 新規テーマ創出の考え方
    1. 新規テーマはどこから創出するか
    2. 技術の棚卸の方法と市場との関係性
    3. 持続的な新規テーマ創出の仕掛けづくり
    4. テーマポートフォリオ評価の進め方
  5. マーケティングの重要性
    1. マーケティングの目的と役割分担
    2. 技術者マーケティング強化の重要性
    3. 技術者マーケティングに必要な武器
  6. ビジネスモデルの重要性
    1. ビジネスモデル構築の考え方
    2. アナロジー思考と具体的事例研究
  7. オープンイノベーション戦略
    1. オープンイノベーション戦略の全体像
    2. オープンイノベーション加速に向けた仕掛けづくり
  8. 新規事業創出プロジェクトについて
    1. プロジェクトの発想・承認・実施までの観点
    2. プロジェクト提案に向けた要件整理
  9. 【最後に】ラストメッセージ
    • 一人でもイノベーションを起こしやすい時代

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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