本セミナーでは、効果的な乾燥を行うための適切な操作法を基礎から解説いたします。
また、乾燥速度の向上、省エネルギー化、トラブルを解決するための方法を分かりやすく説明いたします。
(2019年12月20日 10:00~14:30) ※途中昼食を挟みます
粉体を扱う場合のトラブルはさまざまである。本講でとりあげる粒子の付着・凝集、塊を生じる固結、一カ所にとどまる滞留 (残留) 、貯槽や配管での閉塞はその代表である。まず、粉体を扱う上での基本的な考え方を述べる。次に粒子付着や固結のメカニズムについて説明し、さらに滞留と閉塞についてその現象と対策を述べる。滞留については逆にそれを利用することにも触れる。分離・偏析 (成分のかたより) トラブルも、その現象と対策を述べる。最後に粉体設備全体の計画から実施における多くのトラブルおよびスケールアップ時のトラブルについて説明する。参考として、多くの対象に役立つ開発や設計のアイデアの出し方について具体例付きの資料を示す。
(2019年12月20日 14:40〜16:00)
日本に導入されたファンデーションは1950年であり、現在のメーキャップ化粧品の機能には粉体技術は欠かせない要素である。ファンデーションなど粉体製品の構成原料や製造工程の注意事項について述べる。
(2019年12月20日 16:10〜17:30)
粉体プロセスは粉砕、乾燥、集塵、輸送、貯蔵など多岐にわたり、そこでは様々なトラブルが発生します。粉体プロセス固有のトラブルと言える付着、固結、滞留、閉塞、リーク、フラッシングを中心にそれぞれの発生事例と解決策について実施例を紹介しながら解説します。