動的粘弾性測定 実習講座

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会場 開催

本セミナーでは、動的粘弾性について取り上げ、正しいサンプル調整、操作法から解析法のコツまで、測定の基本から解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 レオロジーの必須基礎知識 ~動的粘弾性の基礎、マスターカーブの作り方~

(2020年1月17日 10:00〜12:30)

  1. レオロジーの概念
    1. レオロジー挙動を利用した商品
    2. フックの法則 / ニュートンの法則
    3. 貯蔵弾性率と損失弾性率
  2. ずり速度と粘度の関係
    1. 粘度計とレオメーターの違い
    2. アロンアルフアの粘度調製
  3. 種々の粘弾性測定
    1. 歪み分散測定
    2. 温度分散測定
    3. 周波数分散測定
    4. 定常流動粘度
    5. ずり速度
    6. 応力緩和測定
  4. 測定後の解析 (得られたデータの取り扱い方)
    1. マスターカーブの作り方
    2. 時間 – 温度換算則
    3. スライムの緩和時間を求める
    4. ゴム状平坦部から絡み合い点間分子量を求める
    5. 高分子鎖一本に何個の絡み合いがあるか
  5. その他
    1. 非線形粘弾性

第2部 粘弾性測定の基礎と装置による測定実習

(2020年1月17日 13:15〜17:00)

  1. はじめに
    1. イントロダクション
    2. 粘弾性の考え方
    3. 現象論と分子論
    4. 汎用な粘度計とレオメータ
    5. フローカーブ、静・動的測定の理解と使い分け
    6. レオメータの仕組みと治具の特徴
    7. 失敗しないサンプル準備のコツ
  2. フローカーブ
    1. 様々なフローカーブ
    2. 降伏値の求め方
    3. チクソトロピックループとステップフロー
  3. 熱硬化性樹脂
  4. エマルション
  5. サスペンション (物理ゲル)
  6. ゲル
  7. 粘着剤
  8. ポリマーメルト
  9. UV硬化
  10. 新規アプリケーション事例
  11. レオメータ、 DMAによるデモンストレーション
    1. フローカーブ
      • ニュートニアン
      • 構造粘性
      • 降伏値
    2. 動的粘弾性測定
      • 線形/非線形の考え方
      • 周波数スイープ

粘弾性測定装置による測定実習

装置を用いた測定の実演とともに、測定や解析のコツなど、活用方法を紹介いたします。

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

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