嗅覚センサ、ガスセンサ開発における基礎と最新動向

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、疾病や代謝に起因する生体ガス成分を高感度に計測 (可視化) を行うために開発した新規デバイス「生化学式ガスセンサ (バイオスニファ) 」を紹介すると共に、生体応用の結果をもとに、臨床・ヘルスケアへの可能性について解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

呼気や皮膚ガスには、疾病や代謝と相関する超微少量の揮発性有機化合物が含まれる。生体ガス中に含まれる揮発性成分を高感度・高選択に計測することで、非侵襲的な疾患の早期診断や代謝評価が可能と考えられる。生体ガス計測では高感度・高選択性などの特性に加えて、「湿度への不感応性」「連続性」「空間性」も望まれる。  演者は、疾病・代謝に起因する薬物代謝酵素が存在することに着目し、これら代謝酵素を用いた新規な「生化学式ガスセンサ (バイオスニファ) 」を開発した。また、揮発性成分を酵素反応にて光情報に変換することで、成分濃度の時空間分布を可視化する「可視化計測システム (探嗅カメラ) 」を構築した。  本講演では、疾病や代謝に起因する生体ガス成分を高感度に計測 (可視化) を行うために開発した上記デバイスとシステムを紹介すると共に、生体応用の結果をもとに、臨床&ヘルスケアへの可能性について解説する。

  1. 生体ガス (疾病・代謝) のためのバイオスニファ (探嗅センサ)
    1. 薬物代謝機能に基づく高選択性ガスセンシング
    2. 魚臭症候群に起因するトリメチルアミン用ガスセンサ
    3. 口臭成分メチルメルカプタン用ガスセンサ
  2. UV-LEDを用いた高感度なバイオスニファ
    1. 呼気中エタノールとアセトアルデヒドのモニタリング
    2. サブppbレベルでのホルムアルデヒド連続計測
    3. アセトン用バイオスニファと脂質代謝評価
    4. 加齢臭ノネナールのためのバイオスニファ
  3. 生体ガスの可視化計測 (探嗅カメラ)
    1. 高感度CCDを用いた探嗅カメラの開発
    2. 呼気ガスの可視化モニタリング
    3. バイオ蛍光法による探嗅カメラの高感度化
    4. 皮膚ガスの可視化計測

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。