細胞培養ワクチンの開発・製造と品質・安全性確保

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本セミナーでは、ワクチン開発に必須の基礎知識から解説し、ワクチン開発の手法、評価法、評価のポイント、品質管理、開発動向について詳解いたします。

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プログラム

日本がワクチン後進国と言われて久しい。しかし、今、「ワクチン接種は国防対策」と言われ、変化する現状は、大きなビジネスチャンスでもあります。予防接種の実施に関する諮問委員会 (ACIP) の動向もふくめて行政動向が注目されています。  ワクチン開発の新展開はもちろん、論文や学会では聞くことのできないFDAでのワクチン審査のポイントの話、実際の製品開発および製造など、実践で役に立つ内容のセミナーが実現しました。

第1部 ウイルスワクチンの製造と品質管理 (10:30~12:50)

 ワクチンの歴史を振り返ると共に、季節性インフルエンザHAワクチンを例に、現行ウイルスワクチンの製造技術や品質管理の概説と検定・出荷までの流れを紹介する。  また、新型インフルエンザに対するわが国の対応についても紹介する。さらに、株化細胞を用いたワクチン開発状況について、概説を試みる。

  1. ワクチンの歴史
    1. ワクチンの歴史
    2. 日本と米国との接種可能なワクチンの比較
  2. ウイルスワクチンの製造と品質管理 (季節性インフルエンザHAワクチンを例に)
    1. ワクチン生産量の推移
    2. ワクチンの製造方法概略
    3. ワクチンの品質管理
    4. ワクチンの検定・出荷
    5. ワクチンのウイルス安全性評価とウイルスクリアランス試験
  3. 新型インフルエンザワクチン
    1. 新型インフルエンザウイルスの大流行の発生から終息
    2. 新型インフルエンザウイルスのワクチン株
    3. 新型インフルエンザワクチンの緊急製造および輸入
    4. 新型インフルエンザウイルスの季節性インフルエンザワクチン株への導入
  4. 株化細胞を培養基材としたワクチンの品質と安全性確保
    1. 株化細胞を培養基材としたワクチン開発
    2. ウイルスシードのウイルス安全性
    3. 培養基材のウイルス安全性
    4. 精製工程のウイルス安全性
  5. シングルユース技術などワクチン製造に用いる新しい技術
  6. その他

第2部 ワクチン、アジュバント開発研究の新展開と審査行政への取り組み (13:30~15:50)

最近のワクチン関連技術の進歩、とくにアジュバント開発研究の新展開、日米欧におけるワクチン行政の現状と今後に関して議論できればと考えています。

第3部 細胞培養ワクチンにおけるプロセスの最適化・新規製造技術 (16:00~17:10)

 新型インフルエンザ流行の脅威もあり、ワクチンに対する需要・関心は非常に高まっています。  インフルエンザ流行による短期的なインパクトだけでなく、成人への接種の推進や新製品投入などもあって、グローバルなワクチン市場は著しく成長している分野のひとつとなっています。  日本でも、ワクチン産業ビジョン推進委員会の発足、細胞培養技術を用いた新型インフルエンザワクチンの開発、製造支援など国家レベルでワクチンの開発、製造、普及が推進されており、国内のワクチン市場も今後より成長することが予測されます。  今回はワクチン製造の最近の動向、技術をご紹介いたします。

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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受講料

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