本セミナーでは、電磁波の理論を基礎から分かりやすく解説し、電波吸収材料の種類や開発事例について紹介いたします。
また、マイクロ波帯誘電率 (・透磁率) 評価法にも触れ、電波吸収体の設計法について解説いたします。
マイクロ波の利用は高速通信のみならずセンシング (人体、水分、がん) 、非接触給電、食品加熱など様々な目的で拡大しており、利用する場所も仮定を含む都市空間に限定されず医療現場、工場など多岐にわたってきている。しかしながら、これらマイクロ波技術の普及に伴い、周辺の電子機器に影響を与える電磁環境問題が懸念されているのも事実である。 本セミナーではマイクロ波の電磁環境問題を解決する方法の1つである電波吸収体を取り上げ、電磁波の伝搬・反射・吸収・透過の理論を初学者にも分かり易く解説した後に、電波吸収材料の種類や特性、開発事例について紹介する。また、材料のマイクロ波帯誘電率 (・透磁率) 評価法にも触れつつ、電波吸収体の設計法について、平面多層型電波吸収体を例に挙げて解説する。
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