(2019年12月16日 10:30〜12:00)
同じ機能の製品でも高級品に見えるものと見えないものがありますが、それはなぜでしょうか?高級に見えたものにはデザインによる工夫があるはずです。デザインには形、色、材質など様々な表現方法があり、それぞれに見る人の気持ちに働きかけるのです。最近は一つの機能のものでも複数の企業で様々なデザインが造られる時代ですから、売り場において、第一印象で欲しいと思わせる工夫が必要なのです。欲しいと思わせる中で、高級感というキーワードは重要です。価値を高く感じてもらうことで多少の高い価格でも買ってもらえるからです。この講義では高級感のある魅力的な製品を、事例を挙げながら解説をしていきます。また、講演者の豊富なデザイン経験と感性工学を用いた研究も紹介していきます。
(2019年12月16日 12:45〜14:10)
メーカーでCMFデザイン、新規商品開発、デザイン戦略に約20年ほど、携わった経験の中から、現場のものづくりをわかりやすく解説いたします。製品をデザインするのに社内内部のノウハウや市場がどの様に動いているか?他では学べないノウハウも習得できます。高級感とCMFとの結びつき、商品ブランドと会社ブランドをわかりやすく解説いたします。
(2019年12月16日 14:30〜16:00)
プロダクト・デザインやパッケージ・デザインにおいて、加飾表現の技術開発が進んでいる。しかし、「どのように色彩とテクスチャーを組合せれば、その製品にとって最適となるか」を明確に示した方法が確立しているわけではない。そこで、高級感をプロダクトやパッケージで表現するためにどのような色彩と質感を用いればよいか、をテーマとする。色彩と質感を感性的に整理したする方法、狙いとするコンセプトを色彩と質感に変換して表現する方法について解説する。
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