コンバーティング企業が儲けるために、先ず、①不良・ロス・クレームを減少させる、②ムダを無くす (停止時間を少なくする) 、③儲かる仕事を受注する、が3大テーマである。①から②、③へと確実に進めて行けば、効果は大きなものになる。ここでは、①を挙げ、4種のラミネート加工技術を図表を見ながら学んでいく。
- ラミネーティング
- 接着の発生と基礎
- 接着界面、接着剤の強さ
- 残留溶剤、印刷インキとのトラブル対策
- ラミネート用フィルム材料と特性
- ラミネート製品の加工上トラブルと製品トラブル対策
- ラミネート機の構造と流れ
- ノンソル (NS) およびドライラミネーション (DL) の加工技術とトラブル対策
- 初期接着力 (NS接着剤の凝集力)
- NSラミネート用接着剤
- NSラミネート始動時・再稼動での外観不良発生対策
- 接着剤供給装置と洗浄 (二液混合型供給装置)
- ドライ・ラミネーションのトラブル事例対策
- DL接着剤の芳香族と脂肪族イソシアネートの反応性
- エーテルおよびエステルの初期接着力
- ポリエーテルとポリエステル系DL接着剤の継時的強度変化
- 基材フィルムと接着剤
- ハイ・ソリッド (高固形分型) 接着剤加工の問題点
- トンネリング・カール、ドクター筋・カスレ対策
- ラミ行程中の縦折れシワ対策
- ラミ・ニップ部でのシワ、熱ジワ対策
- ノンソルベントとドライ・ラミネートの巻取・巻き締りジワ対策
- 巻取部の巻取条件『巻取条件項目8要因、4パターンに分けて作り込む』
- 押出コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
- 代表的な押出コーティング用樹脂
- 押出ラミネーターと材料
- 溶融押出PE樹脂、押出PE樹脂、溶融接着性押出樹脂とアルミ箔との接着
- ダイ・ディッケル・ロットピンによる厚み偏肉、耳高調整
- 自動偏肉制御装置の機能と効果
- 工程内での印刷ピッチ調整、カール対応
- 押出ラミネーションでのオゾン処理効果
- 共押出コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
- 共押出の層間強度と経時変化
- 共押出ラミネーターのTダイの種類とフィード・ブロックタイプ
(クローレン社・米国) の溶融樹脂の流れ
- ベインとピンによるフィード・ブロックでの厚み調整
- コンバイング・アダプターによる厚み調整 (SHIモダン社・日本)
- 共押出コーティング・ラミネーションの機械装置と主な構成
- 押出ラミネーションでの基材の主なトラブルと対策
- ラミネート加工工程で、儲けるために、何をしたら良いか