本セミナーでは、各種ソフトアクチュエータの材料、駆動原理、デバイス化の方法、解析手法、応用分野等などを解説いたします。
ソフトアクチュエータとは、熱、電気、光、磁場、化学等の様々な刺激に応答し形状を変化させる、高分子材料をベースにしたデバイスです。特に本講演では開発が進められ、様々な分野で実用化が期待されている電気駆動のソフトアクチュエータ材料について、基本的な材料、及び駆動原理、さらに、デバイス化の方法、そのモデル、解析手法、また、応用分野について、できるだけわかりやすく説明いたします。 また、講師がこれまで関わってきた開発事例についても、イオン導電性高分子やナノカーボン材料のソフトアクチュエータ材料について、開発や応用の現状や技術的課題とその解決法を紹介し、今後の展望についてご紹介いたします。