クルマの今後の方向性は (1) 既存のクルマの延長線のオーナーカーと、 (2) モビリティ事業者がシェアリングするサービスカーに分かれ、国際的に (1) は縮小し (2) は拡大すると言われています。まず、今後 (1) と (2) の両者の基盤となるCASEに付き、コネクテッド、自動化、シェアリング、EV化のそれぞれの技術的及び市場的背景を説明し、その発達とともに拡大する (2) のプラットフォームとなるMaaSに関してその本質を説明いたします。
特にその中でも自動運転とMaaSは指数関数的に発達するICTで実現され、そのICTは多様な新事業を起こしながら各事業領域は寡占化する特徴があります。それらの全体像を解説し、今後の自動車関連産業が技術開発・事業開発の面で如何に破壊的と言える程の変革に直面するのかをご説明し、それに対処するために今後必要になる技術と市場に関する理解を提供させて頂きたいと思います。
- 世の中を変革するICTの本質 (CASE、MaaSが生まれた背景)
- ICTの発達とクルマとの関係
- ICTが指数関数的に成長する理由
- ICTとクルマの開発体制の違い
- ICTは今後どのように発達するのか
- クラウド、ディープラーニング、ニューラルネットワーク、量子コンピューティング、ブロックチェインの必要性
- 5Gと今後のクルマやモビリティに於けるICTの必要性
- CASEの重要性
- Connected
- かつて日本がリードしていたVehicle IoT
- Automated、Sharing Service、Electrificationの前提
- Automated
- コンピュータはクルマをどのように運転するのか
- 自動運転の2極化 (レベル2とレベル4/5、レベル3は当面ない)
- Waymoを中心とした動向
- Sharing Service
- 国際的拡大の技術と市場の背景
- 海外の動向
- Electrification
- 今後の自動車産業変革の核となる中国のEV、FCV化の動向とその影響
- Tesla 対 既存自動車会社
- MaaSの本質
- MaaSはモビリティ事業のプラットフォームとなる
- MaaSの物流や都市計画への拡大
- 欧米中のクルマ会社、テック企業、スタートアップの動向と国内の課題
- 海外クルマ会社・テック企業・スタートアップの動向
- 国内の課題
- 事業モデル、競争環境、投資環境の急激な変化
- オーナーカーとサービスカーの事業モデルの違い
- モビリティ事業 (インターネット事業) の特性
- EVや自動運転の技術開発・投資環境の急激な変化
- 産業構造の変化
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)