海外の電力事業 (主に発電所事業。以下同様) の資金調達にはプロジェクトファイナンスが頻繁に利用されています。 海外のプロジェクトファイナンス市場で調印された案件のうち約半分が電力事業です。 従って、電力事業は海外プロジェクトファイナンス市場の主流です。 新興国での電力需要は急伸しており、電力供給は恒常的に不足。さらに、先進国や中国では石炭火力発電所から他燃料の火力発電所や再生可能エネルギーの発電所へのシフトが急速に進んでいます。 本セミナーでは、最新の実例に触れながら電力事業向けプロジェクトファイナンスの重要テーマを採り上げます。 主要リスクの分析、キャッシュフロー分析、ECA (輸出信用機関) の利用、マーチャント案件、さらに石炭火力発電所の気候変動問題まで今実務で必要な話題をカバーします。 海外電力事業に携わる企業の方、また同分野のプロジェクトファイナンスに取り組む金融機関の方にとって、必見の決定版セミナーです。 なお、講師は邦銀、政府系金融機関、外銀等で各国のプロジェクトファイナンス案件を幅広く多数手掛け、『実践プロジェクトファイナンス』および『LNGプロジェクトファイナンス』の著者でもあります。 歯切れのよい分かり易い説明に定評があります。
海外プロジェクトファイナンスの石油・ガス分野に特化したセミナーです。 石油・ガス事業向けのプロジェクトファイナンスは石油価格変動リスクや埋蔵量リスクが伴い、発電分野に比べると分析が複雑です。 石油・ガス事業に関わる事業会社にとっては、斯界でのプロジェクトファイナンスがどのように行われているのかを熟知することが欠かせません。 また、レンダーとなる金融機関は、この分野のプロジェクトファイナンスへの理解を深め、参入して収益機会を拡大してゆきたいところです。 本セミナーでは、石油・ガス事業向けプロジェクトファイナンスの主要リスクや上流部門向けリザーブ・ベース・レンディングを観てゆく他、 近年話題となっているFPSOおよびFLNGの近況、北米LNG事業の特徴、LNG長期オフテイクが減少するとプロジェクトファイナンスは成立しないのか、アジアのLNG受入基地、カントリーリスクなどの具体的で最新の実務的なテーマを採り上げてゆきます。 なお、講師は邦銀、政府系金融機関、外銀等で各国のプロジェクトファイナンス案件を幅広く多数手掛け、『実践プロジェクトファイナンス』および『LNGプロジェクトファイナンス』の著者でもあります。歯切れのよい分かり易い説明に定評があります。