紙は2000年以上にわたり、筆記・印刷、包装、拭取りなどの有用な材料として使われてきた。製造方法は極めてシンプルでありながら、長い製造工程の中の一つ一つの工程が最後に生み出される紙の性質に重要な影響を与えている。 本セミナーでは、製造工程における処理がどのように行われ、それが最終製品の紙にどのような影響を及ぼすかを解説する。また、紙のユーザビリティを活用し、エレクトロニクスやセンサーの基板として活用した研究を紹介する。