我が国がPIC/Sに加盟して5年が経過し、11月には富山市でPIC/Sの総会が開催されるのを機に、昨年末、日本版GDPガイドラインが発出された。海外との交易の有無にかかわらず、国内の流通であっても卸売販売業者、製販業者、製造業者ともにGDP対応が要請されている。
本セミナーでは、GDP対応において実施すべき項目を具体的に解説する。
- GDP制定の背景
- 品質システム (Quality management system) の「Quality」とは
- 企業文化の適切性は重要業績指標 (KPI) に現れる
- 今やGDP+GMP=GMDPの視点が必要
- PIC/SはGMDPを活動方針とする
- PIC/S GMP中の偽造薬対策
- PIC/S GMPの輸送のベリフィケーション
- PIC/S GMPの包装のバリデーション
- 主なGDPガイドライン
- PIC/S GDPと日本版GDPの比較
- 日本版GDPの特徴
- GDPの実践
- GDP対応のために調査すること
- 輸送・保管に係る品質リスク
- 欧州で進む荷積み下ろし時の温度対策
- 保冷車の各種冷却方式の比較
- 飛行機輸送、トラック輸送でのリスク
- 試験室での梱包強度テスト
- 保管業者の選定
- 温度マッピングの計測の留意点 (WHOのガイダンスより)
- 倉庫の確認事項
- 防虫対策の状況
- 配送業者の選定
- GDP文書の整備
- GDP管理手順書への記載内容例
- 必要と思われる記録類