テラヘルツ波の基礎と新産業応用

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本セミナーでは、テラヘルツ技術が拓く新産業展開に的を絞り、基盤技術と将来展望、ならびに応用事例について解説いたします。

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プログラム

テラヘルツ光科学は、エレクトロニクスとフォトニクスを繋ぐ新しい研究分野であり、周波数で言うと300GHz – 30THz近傍の光/電磁波/電気信号が主役となる領域である。近年、様々なブレークスルーがもたらされ、新しいテラヘルツ科学と技術が誕生してきている。  テラヘルツ技術とは、テラヘルツ波、テラヘルツフォトニクス、テラヘルツエレクトロニクスの包括する幅広い技術を指し、様々な研究開発分野を結ぶ横糸として位置付けることができる。それら三分野の融合により、生命・医療・健康・工業・宇宙・環境・安全/安心・情報通信・基礎科学など、広範な領域において、新規科学技術・応用分野を切り拓き、大きな波及効果をもたらすことが期待される。  本セミナーでは、テラヘルツ技術が拓く新産業展開に的を絞り、基盤技術と将来展望、ならびに応用事例について解説する。

  1. 注目されるテラヘルツ技術
    1. テラヘルツ研究の歩みと最近の進展
    2. テラヘルツテクノロジーの新展開
    3. 応用が見込まれる分野
  2. テラヘルツ基盤技術
    1. テラヘルツ光源
    2. テラヘルツ検出技術
    3. テラヘルツ分光・イメージングシステム
    4. テラヘルツ情報通信基盤技術
    5. 様々な要素技術とデバイス
  3. テラヘルツ技術が拓く未来 (具体的な応用展望)
    1. テラヘルツ情報通信 (ビヨンド5G)
    2. 安全・安心社会のキーテクノロジー
    3. バイオ・医療診断応用
    4. 次世代半導体・ナノ材料分析/検査技術
    5. 非破壊検査
  4. 新産業創成研究開発戦略
  5. 斗内研究室のテラヘルツ研究と新産業応用開拓
    1. レーザーテラヘルツ放射顕微鏡 (LTEM)
    2. LTEMの基礎物性科学応用
    3. LTEMの半導体産業用
    4. ワイドギャップ半導体評価
    5. 太陽電池非破壊検査
    6. 半導体パッシベーション分析
    7. LSI不良箇所特定検査
    8. 新電子材料 (グラフェン・ナノチューブ等) テラヘルツ電磁波物性
    9. 癌診断イメージング技術開発 (オンサイト診断を目指して)
    10. 高感度テラヘルツマイクロ流路チップ開発

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
101-8460 東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

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