高吸水性樹脂の特性・原理・製造・課題および生分解性付与と応用展開

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会場 開催

本セミナーでは、様々な分野で活用される高吸水性樹脂について基礎から解説いたします。
高吸水性樹脂の原理・特性・製造方法などの基礎から、近年の環境問題に伴い注目される生分解性付与技術、高吸水性樹脂の今後の展望などについて解説いたします。

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プログラム

高吸水性樹脂は衛生用途を中心に市場が拡大しており、その傾向は当面続くと見込まれている。しかし、現行品は石油を原料とし、使用後は水分を大量に含んでいるにもかかわらず、その多くは焼却処理されている。高吸水性樹脂が再生資源である天然物を原料とし、生分解性を付与することができれば、さまざまな課題が解決すると期待される。  本講演では高吸水性樹脂現行品の特性や課題、生分解性付与の具体的方法や意義などについて平易に解説し、高吸水性樹脂の今後のあるべき姿について考える。

  1. はじめに
    1. 高吸水性樹脂の概要
    2. 製造方法
    3. 吸水原理
    4. 特性と用途展開
    5. 現行品の課題
  2. 生分解性高吸水性樹脂
    1. 意義
    2. これまでの検討例
    3. 生分解性評価方法
  3. セルロース系高吸水性樹脂
    1. 分子設計
    2. エステル誘導体による検討
    3. エーテル誘導体による検討
    4. 架橋方法の検討
  4. 多糖類系高吸水性樹脂
    1. 分子設計
    2. セルロース系との比較
  5. おわりに
    1. 生分解性高吸水性樹脂の課題と将来展望

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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