リチウムイオン電池 & 全固体電池製造技術の最新動向と展望

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プログラム

講演1. 高性能リチウムイオン電池の材料・製造・分析技術の最新動向と将来展望

(2019年10月18日 10:30~12:00)

 本講演では、各種の電池材料技術および電池製造技術の開発動向と、これらを用いて構成されるリチウムイオン電池の電池特性や安全性などの影響について取り上げる。今後も大きな成長が見込まれる車載等の用途では、電池の高性能化や低コスト化のみならず、安全性や信頼性、耐久性の確保が不可欠である。そのためには、電池の構成材料を全て見直して、それらの適した材料や部材、製造方法の組み合わせが重要であることを紹介する。

  1. リチウムイオン電池の多様化と次世代蓄電池への要求
  2. 負極技術 (Si系、SiO系など)
  3. 正極技術 (高Ni系、硫黄系など)
  4. セパレータ (耐熱性セパレータ、不織布など)
  5. 次世代電池の可能性とイノベーション

講演2. カーボンブラック導電材の物性とLiB電極特性に与える影響

(2019年10月18日 13:00〜13:55)

 カーボンブラックの製法や種類,各種物性について紹介し,そして,その用途や役割について解説した後,リチウムイオン二次電池の電極導電付与材として使用した場合の評価結果の一例について紹介する.

  1. カーボンブラックとは
  2. カーボンブラックの製法について
  3. 各用途におけるカーボンブラックの役割
  4. リチウムイオン二次電池電極特性について

講演3. ゴム材料を用いた硫黄系正極材の開発と電極特性

(2019年10月18日 14:00〜14:55)

 高容量、資源的制約が無いといった特徴を持つ硫黄系正極材のポテンシャルは広く知られるところだが、課題も多く実用化には至っていない。本セミナーでは硫黄系正極材の課題解決への取り組みや、当社で開発中の正極材の電極特性について解説する。

  1. 硫黄系材料の基礎知識
  2. 硫黄系材料の開発動向
  3. ゴム材料を用いた硫黄系正極の電極特性
  4. Liドープ技術とフルセル評価

講演4. 高速分散装置の特長およびハイニッケル系活物質の水系スラリー化技術について

(2019年10月18日 15:00〜15:55)

 キャビテーション気泡を利用した分散装置「ジェットペースタ」の特長と次世代ハイニッケル系正極活物質の水系スラリー化について報告する。ジェットペースタと炭酸ガスの複合化によりアルカリ中和と分散が同時にでき環境対策と生産性向上が達成できます。

  1. キャビテーション気泡を利用した「ジェットペースタ」の紹介
  2. ジェットペースタの分散性とLib電池特性について
  3. 次世代ハイニッケル系正極活物質の水系スラリー化について 「炭酸ガスによる中和技術について」
  4. その他

講演5. コンフォーカル光学系を用いたリチウムイオン二次電池のオペランド観察

(2019年10月18日 16:00〜16:55)

 リチウムイオン電池の新しい分析・評価技術として、カラー・コンフォーカル光学系を用いたオペランド観察システム (ECCS B320) を紹介します。評価事例として、金属Liの析出観察、Si負極の膨張収縮解析、全固体電池への適用例などを紹介予定です。

  1. コンフォーカル光学系の基礎
  2. リチウムイオン電池のオペランド観察手法
  3. 金属Liの析出観察
  4. Si負極の膨張収縮解析
  5. 全固体電池への適用例

会場

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101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
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