レオロジーの基礎と測定実演付きセミナー

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本セミナーでは、実際の業務に活かせるレオロジーの基礎事項と測定方法、測定結果の注意点を、レオメータによる粘弾性測定の実演を交えて詳解いたします。

日時

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プログラム

第1部・第2部ではサスペンジョン、エマルジョン等の粒子や異相液滴が連続相に分散しているものは分散系と呼ばれる複雑流体である。したがってレオロジー的観点によってその流動特性を把握する必要があるが、今日まで試行錯誤によって製品作りがなされている場合がほとんどである。本講ではレオロジーの基礎を講義する。特に誤解が多いチクソトロピー現象に関して、その正しい理解を概説する。また、レオロジーの観点から微粒子分散系プロセス全体を俯瞰する。  第3部では、回転型レオメーターを用いたデモを交えて、レオロジー測定の基礎から測定上の注意点・テクニックまでを説明する。

第1部. レオロジーの基礎

(10:30~12:10)

  1. レオロジー
    1. ひずみとひずみ速度
    2. 応力と粘度
    3. 複雑流体
  2. 粘度発現のメカニズム
    1. 低分子流体
    2. 微粒子分散系
    3. 高分子流体
  3. 粘弾性流体
    1. マックスウェル要素
    2. フォークト要素
    3. 緩和と遅延
    4. 粘弾性流体の挙動
  4. 粘弾性流体の解析
    1. コーシーの方程式
    2. 擬塑性流体モデル
    3. 粘弾性流体モデル
  5. 微粒子分散系
    1. 分散系の分類
    2. 粒子間相互作用
    3. ゼータ電位
    4. DLVO理論

第2部. チクソトロピーの基礎

(13:00~14:40)

  1. チクソトロピー
    1. チクソトロピーとは
    2. チクソトロピー性の発現メカニズム
    3. チクソトロピーモデル
  2. サスペンジョン
    1. サスペンジョンの粘度
    2. セルモデル
    3. 凝集体分散系の粘度
  3. 添加剤による分散・凝集制御
    1. 分散制御
    2. 凝集制御
    3. 凝集剤・分散剤
  4. 流れによる分散・凝集制御
    1. 凝集速度制御
    2. スタティックミキサー

第3部. 回転型レオメーター、キネクサスによる粘度・粘弾性測定のデモ

(15:00~17:00)

  1. はじめに
  2. ビスコメトリー (回転) 測定の各モードの説明と測定例
  3. オシレーション (振動) 測定の各モードの説明と測定例
  4. スクイーズフロー/タック試験の説明と測定例
  5. 回転型レオメーター キネクサスを用いたデモ
  6. 測定の注意点・テクニック

会場

神戸国際ビジネスセンター
650-0047 兵庫県 神戸市 中央区港島南町5丁目5番2号
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