本セミナーでは、知財教育について基礎から解説いたします。
知財力強化のための教育のポイント、役員・事業部長へのPR、他部門との連携について詳解いたします。
(2019年10月30日 10:00〜13:00)
知的財産の経営上の貢献は大きなものがあるが、知的財産を産み出し、保護し、活用し、第三者の攻撃から防御するためには、知的財産についての正しい理解が必要である。経営者は勿論のこと、研究開発部門以外の部門を含め、全社的に知的財産を大事にする意識を醸成することが非常に大切である。全社的な意識の醸成と併せて、知的財産を生み出す研究開発部門の役割と教育方法、保護活用し管理する知財部門の役割と担当者の育成方法および弁護士、弁理士などとの連携方法などについてキヤノンの事例を交えて話す。
(2019年10月30日 13:45〜15:15)
企業活動においては知的財産の知識を必要とする場面は非常に多く、またコンプライアンスとしての知財のリスク管理も求められており、企業における知財教育は極めて重要です。その教育内容は、国内外の知的財産関係の法律、判例等の理解に始まり、更には事業と連動した知財戦略構築の手法の理解等多岐にわたります。また教育対象者の経験、職種 (研究開発者か、知財部員か、等)、業種、企業規模等の違いによって教育内容や目的は大きく異なります。即ち知財教育の進め方においては、教育対象者層やその企業の実態に合わせた多様な教育を企画・実行していく必要があります。 そこで、本講演では、ナガセケムテックスにおける知財教育、啓蒙、意識改革への取組みをご紹介いたします。
【講演項目】
(2019年10月30日 15:00〜17:00)
組織の知財力とは、発明・考案から出願権利化・権利行使などの狭義の知財活動を意味するだけなく、企業の事業活動において事業競争力の根幹となる知的財産にかかわる業務プロセス、人、組織、そして、知財費用の管理を含めた総合力を意味する。知財力の向上のためには、知財スタッフの知財マインドの醸成と共に、事業部や研究所などの技術者やスタッフなどの教育が必要である。 本セミナーでは、企業成長のための知財組織体制と全社としての取り組みについて説明する。