ポリマーアロイの設計、開発、構造制御技術

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プログラム

第1部 ポリマーアロイ開発のための混合・分散技術 (2011年9月27日 10:20-11:50)

 現在、ポリマーアロイの多くが、複合化したい既存のプラスチック同士を加熱により可塑化・溶融し、さらに均一に混合・分散させる操作、すなわち溶融混錬プロセスで製造されています。  ここでは、二軸押出機を用いたポリマーアロイの開発技術を中心に、リアクティブプロセシングも含め、その詳細を紹介します。

  1. ポリマーアロイの定義と分類
    1. ポリマーアロイの位置づけ
    2. ポリマーアロイの分類
    3. 相溶系と非相溶系
    4. ミクロ相分離 (相容) 系とマクロ相分離 (非相容) 系
  2. ポリマーアロイの歴史と製造法
    1. 重合プロセス
    2. 溶融混錬プロセス
  3. 溶融混錬技術と界面制御 (相容化) 技術
    1. 混合操作と分散操作
    2. 界面制御と相容化剤
  4. 相容化剤
    1. 反応性相容化剤と非反応性相容化剤
    2. リアクティブプロセシング

第2部 ポリマーアロイにおける相溶化剤の技術動向 (仮) (2011年9月27日 12:30-13:50)

第3部 ポリマーアロイによる樹脂の特性制御、高機能化 (仮) (2011年9月27日 14:00~15:30)

第4部 散乱法によるポリマーアロイの構造解析と特性評価 (2011年9月27日 15:40~17:00)

 相分離構造解析に一般的な手法としての顕微鏡法 (実空間) 、散乱法 (逆空間) などの実例を交えて紹介する。これらの観察から得られる情報の相関についての基礎知見を得る。  相分離構造観察における装置・手法、試料作成時における構造形成の観察などの例をまじえて紹介する。

  1. ポリマーアロイとブレンドの構造解析
    1. 顕微鏡
      • 透過過型電子顕微鏡
      • 原子間力顕微鏡
    2. 散乱法
      • 光散乱
      • X線散乱
      • 中性子散乱
    3. 熱測定
    4. その他
  2. ポリマーアロイとブレンドの構造観察と基礎物性評価
    1. ブロック共重合体の相分離構造の観察
      1. X線散乱法、電子顕微鏡法
      2. DSC
      3. 電子スピン共鳴法 (スピンラベル法)
      4. 形態複屈折
    2. 放射光施設を用いた構造形成過程の観察
      1. 構造形成のその場観察
        • X線散乱
        • 中性子散乱
        • IR
      2. スピノーダル分解による構造
      3. 透過型電子顕微鏡
  3. 微小角入射X線散乱法による超薄膜中の構造
    1. 微小角入射X線散乱
    2. 側鎖液晶性高分子薄膜の内部構造と表面特性
    3. ブロック共重合体のミクロ相分離構造の配向挙動観察

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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