本セミナーは、プロダクトデザイン・加飾のセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 94,500円 → 割引受講料 73,500円
本セミナーは家電製品、化粧品、ヘルスケア生活用品や急激に需要が拡大しているスマートフォン、自動車インテリアまでの幅広い製品群を対象とし、求められるデザインや触感・機能性の把握とその要求に応えるための表面加飾技術のトレンドを探ることを目的とした2日間のセミナーとして開催いたします。 各製品の特色やコンセプト、価格帯により異なってくる「欲しいデザイン・質感・機能性」を各メーカーの方に実例から講演いただく Aコース「デザインと表現例編」 。 求めるデザインや機能性の実現を可能にするのはどのような技術か、またその技術は今後どのような方向性に進むのかといった点にまで踏み込む Bコースの「加飾技術編」 。 2日間を通して「製品デザインやマーケティング的視点」と「技術的な視点」の双方から加飾表現について学べるセミナーとなっております。
~安心感,利便性をどう演出するか?~
(2011年10月13日 10:20~11:30)
人々の暮らしにとけ込む、安全と快適を多角的に分析し、最良の商品として仕立てるプロセスの一端を、事例を交え分かりやすく共有します。
~市場拡大するスマートフォンで求められる質感・表現とは?~
(2011年10月13日 11:35~12:45)
携帯電話がスマートフォンへと新たなステージに移行する昨今、その色、素材、仕上げ等の外観品質において、市場でユーザーが求めるものは、これまでの「見て楽しむ」美的側面を中心とした加飾表現から、「見て、触って楽しむ」機能的側面をも加味した新たな表現へと変化しています。 今回は、これからのスマートフォンに求められる加飾表現を中心に、世界市場での傾向、そして日本市場での変化を、富士通デザインの取り組みのご紹介を通じて考察します。
~価格帯やコンセプトに応じた最適表現方法の模索~
(2011年10月13日 13:30~14:40)
自動車内装において加飾部品の重要性は近年ますます高まっており、その質感とデザインバリューの付加について、プロジェクト開発での実践内容と共に解説する。
~家電製品を例にしたデザイナーの視点~
(2011年10月13日 14:45~15:55)
~加飾の特徴と今後の外装技術に求めること~
(2011年10月13日 16:10~17:20)
(2011年10月14日 10:00~11:10)
「加飾」すなわち対象物に何らかの装飾を施すことは消費者の感性に即した売れる商品を作るための重要な手段であり、現在最も注目されている成形技術の1つである。
本講ではプラスチック加飾技術の種類、主要な加飾技術全般の現状ならびに最近の動向を説明し、今後の展開方向を示す。 (ただし、第2~5部との重複を可能な限り避けた説明を行う)
~加飾しない加飾 すっぴんでも美しいプラスチック~
(2011年10月14日 11:15~12:25)
プラスチックの射出成形において、表面転写は非常に重要である。第一にシボや鏡面がきちんと転写されれば、それだけで加飾と言える。 本講演では高転写成形としての金型加熱冷却技術の動向と活用事例の紹介を行う。
(2011年10月14日 13:00~14:10)
プラスチック素材に高光沢感、高意匠、高級感を発現させるため、さまざまなフィルム加飾工法が開発、実用化されている。 金型内で射出成型と同時に加飾するIMRやIML、射出成型された基材に別工程で加飾するホットスタンプ、水圧転写など代表的なフィルム加飾工法と比較しながら、立体形状に適用可能な加飾転写塗料フィルムについてそのユニークな特徴、特に転写および工法ならではのフィルムによる意匠バリエーションなどを紹介する。
(2011年10月14日 14:15~15:25)
トグル型締機構の大型全電動射出成形機の精密型締多段制御特性を利用して、複合射出成形法による樹脂成形品の加飾成形技術の事例紹介を行う。
(2011年10月14日 15:30~16:40)
温暖化ガスの削減など、地球環境を配慮した材料の開発が進められており素材のみでなく、加飾する素材にも配慮が必要になる。 本講では、バイオマスプラスチックの現状加飾材料としての展開状況などを紹介する。