メーカー技術者・研究者のための技術マーケティング入門

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メーカーの技術者・研究者にとって、市場・顧客を起点に考えるマーケティングは必須なものと言えます。これは皆さんも実感をお持ちと思います。ただ皆さんの仕事は、技術探索、技術開発、製品改良、新製品開発、さらに新事業創出と多岐に渡り、多様な仕事への応用が求められております。例えば、既存製品企画・改良と新機会探索では一見手法が異なります。しかし、検討するコツが分かれば基本は同じことで、其々の場合に容易に応用できるようになります。講義と小演習を組み合わせ、マーケティングの基本の理解と仕事にあった活用のために、本セミナーを提案したいと思います。

  1. 技術マーケティングの重要性
    1. 技術マーケティングの重要性
      • 膨らみの構想へ
      • リードユーザ不在の時代
      • 従来と異なる市場・顧客の理解とコミュニケーション
      • 市場の変化の先読みと説明責任
      • 自社の状況にあったストーリーの必要性
    2. 市場ニーズと技術シーズのマッチと協働
      • アイデアからチャリンまで
      • コンセプト企画とビジネスプランの重要性
      • ビジネスプランの作成
  2. 技術マーケティングとビジネス戦略立案
    1. 技術マーケティングの視点
      1. 技術マーケティングの誤解と基本フレームワーク
        • マーケティングと情報収集、セリング、得意先指向の違い
        • マーケティングの“違い”から 3C・STP・4P
        • 3C (4Cと呼ぶことも) 3C – Customer (顧客) 、Competitor (競合) 、Company (自社) 、
        • もう一つのC:PEST (Politics (政治) 、Economy (経済) 、Society (社会) 、Technology (技術) )
        • STP – Segmentation、Targeting、Positioning
        • 4P – Product、Price、Place、Promotion
        • 市場・技術マッチのMFT
        • 技術マーケティング 市場・技術マッチと3C・STP・4P・MFT
        • マーケティングの定義とイノベーションとの違い
    2. 既存ビジネスと新事業・新製品の違いを埋める戦略視点
      • 自社の状況にあったストーリーの必要性
      • 3つのレベルの戦略視点
      • Who:自社・自組織のミッション・ビジョン・バリュー
      • Who:価値連鎖 (バリューチェーン)
      • Where:戦略事業単位と事業ポートフォリオ
      • How:機会獲得のために如何に戦うか
      • 成長の方向性とアンゾフマトリックス
      • 資源配分を考えるためのSPRO
      • 競争戦略とKFS
        (参考) フレームワークとは
    3. ビジネス戦略立案ステップ
      1. アイデア創出とコンセプト企画
      2. ビジネスプラン
  3. 仮説・情報収集・検証サイクルとマーケティングリサーチ手法
    1. 仮説・情報収集・検証サイクル
      • 仮説・情報収集・検証サイクルの重要性
      • 仮説を考える上での思考方法 発想推論法
      • 演繹と帰納的表現
    2. マーケティングリサーチの基本
      • アイデア~拡販のステップとマーケティングリサーチ事例
      • 情報収集
      • マーケティング・リサーチの5ステップ
      • マーケティングリサーチの手法と特徴
        (参考) フェルミ推定
  4. 小演習
  5. 技術マーケティングのスキルとマインド
    • マーケティング力強化のスキルと動き方 スキル
    • 言語化、コミュニケーション、論理的思考、分析的思考力、概念的思考力
    • マーケティング力強化の行動と動き方
  6. 全体まとめ

小演習について

皆さんがセミナーで学んだことを仕事に活かすための手がかりとして、限られた時間ですが手法を活用する個人演習を行い、その場で質問にお答えするともに、活用上の留意点をご説明したいと思います。

会場

江東区文化センター
135-0016 東京都 江東区 東陽四丁目11-3
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