敗血症の患者は世界で年間約2700万人、そのうち約800万人もが死亡していると言われており、その予防や治療は非常に重要である。それにも関わらず、敗血症の治療は失敗の連続であり、画期的な新薬が今求められている。
本研究セミナーの講師である近藤豊氏は、独自の学術的視点のもと、米国ハーバード大学で敗血症の知見を深め、日本における敗血症治療の次世代のリーダー的存在である。敗血症の基礎的な機序から、公衆衛生学的な視点までその研究領域は幅広い。現在までに多くの医学学術論文を輩出し、講演会やガイドライン作成など精力的に努める。
敗血症の基本的な事項から最新のトピックスまで、分かりやすく解説いたします。敗血症をより良く理解し、その未来像を共有しますので、ぜひ、ご参加ください
- 敗血症とは?
- 歴史と疫学
- 予後
- 現状のガイドライン
- 敗血症の病態
- 感染症と敗血症の違い
- PAMPs、DAMPs、そしてInflammasomeへ
- SIRSからCIRSへ
- 治療の現状
- 診断と重症度評価のためのバイオマーカー
- 診断方法、評価方法
- 早期診断のコツ
- 敗血症のSepsis – 3基準
- 治療の現状を俯瞰する
- 覚えておくべき敗血症の臨床試験
- 敗血症のシステマティックレビュー&メタ解析とその結果
- 今日の治療の課題
- あの薬はなぜ消えたのか?
- 敗血症治療の課題
- 求める新薬像
- 薬剤選択の基準
- よく使用される薬剤、代表的な薬剤
- その他 (副作用、投与回数、併用方法)
- 医師から見た臨床試験のポイントと留意点
- 対象の選び方
- 被験者の集め方
- エンドポイント設定
- 有害事象判定
- 求める診断・治療機器
- 現場が求める新薬像
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