スプレードライ (噴霧乾燥) 法は、単なる乾燥手段としてではなく、微粒子化・マイクロカプセル化・非晶質化・造粒など、様々な用途に活用できる手法です。
この講座では、スプレードライの基礎から応用事例の紹介のみならず、条件最適化の学術事例、実務におけるヒントとテクニック、スケールアップの考え方、対応可能な粒子径範囲の進化なども紹介します。
- スプレードライの基礎
- 他の手法との対比
- 代表的なスプレードライヤーの構造や噴霧方式の対比
- 装置のサイズ・小型装置の必要性
- 用途 (アプリケーション)
- 代表的な用途と目的の詳しい解説
- 乾燥
- 微粒子化
- マイクロカプセル
- 非晶質化
- 凝集化 (造粒)
- 分野別の用途と利得
- 参考文献リストの紹介
- ヒントとテクニック
- 各パラメーターの相互関係
- 原料液の前処理
- 粘性について
- 温度の考え方
- 粒子形状について
- 運転時の確認ポイント (無駄な失敗の回避)
- 想定される事例に対する改善及び実現手法 (再現性・有機溶媒など)
- スプレードライにおける粒子サイズ
- 粒子径に影響を及ぼすパラメーター
- 装置スケールと粒子径
- もっと小径化
- もっと大径化
- 学術事例 (参考)
- タグチメソッドを応用した条件最適化の実例の読み解き
- スケールアップについて
- 小型装置と大型装置
- 量産前の試作検討の効率化
- 異なる装置で実質条件を再現するために重要なパラメーター
- 各パラメーターの算出と反映のステップ (実例)
- 同一装置で生産量を増大させる時の留意点
- まとめとお知らせ