不織布の製造法・特性および高機能化と最近の市場動向

不織布の市場拡大のため市場の要求する機能性を把握し的確に適合した商品開発が必要である。そのための各種製法不織布の性能・機能を把握した上での機能性不織布の開発動向と機能性発現事例について述べる。

第1部. 不織布の製造法、用途分類から見た最近の動向
1. 世界、日本の不織布メーカーの狙う方向性
  1. 世界 (地域別)、日本の不織布の動向と2020年予測
    - 生産量
    - 用途
    - 製法
    - 貿易
  2. 世界の工業用不織布の動向と2020年予測
    - 生産量
    - 用途
    - 製法
    - 原材料
  3. 世界のスパンボンド不織布の動向と2022年予測
    - 生産量
    - 用途
    - 素材
    - 原材料
  4. 海外研究機関の狙う用途分野開発事例 (EU等)
2. 代表的な不織布の製造方法と用途
  - 紡糸直結型
    - スパンボンド式
    - メルトブロウン式
    - フラッシュ紡糸式
    - 湿式紡糸式
    - トウ開繊式
  - 短繊維不織布
    - 乾式
    - 湿式
  - ウェブのボンディング方式
  - 不織布製造方法別の特性と用途
3. ナノファイバー不織布全製法の特徴
4. 不織布用途開発に必要な特性評価項目例
  - 柔軟性
  - 剛性
  - 親水性
  - フィルター特製
  - 難燃性
  - 電気特性
5. 最近の新規不織布製造技術動向
第2部. 不織布「機能性商品の開発方法と実例」
1. 機能性不織布の方向性
2. 不織布の機能性発現技術と実用化例 (機能性付与の方法)
  1. 機能性原料、添加剤例
  2. 差別化紡糸技術
    - 紡糸技術例
      - Bicon
      - 極細紡糸
  3. 複合 (素材・プロセス) 例
  4. 後加工
    - プロセス
    - 表面機能化処理
3. 市販不織布の機能化実例
  1. ナノファイバー不織布のフィルターの新規フィルター用途
  2. 機能性不織布開発の視点と実例

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