味覚センシング技術の開発とおいしさの定量化

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プログラム

第1部 味覚センサーとニューラルネットワークの連携による味覚の数値化と活用事例

(2019年10月8日 10:00〜12:00)

 AIがあらゆる分野で世の中を変えていく中で、食の分野でも変えていく動きがあります。AI搭載の味覚センサーレオを使って売れる味・美味しい味を作り出していくのは、そのような動きの先端を知ることができます。あらゆる新技術が必ず課題を持っており、いきなりすべてがうまくいくことはありえませんが、最終的に普及する技術に乗らなければ大きく時代に乗り遅れます。  本セミナーでは味覚センサーとニューラルネットワークを用いて、どのように美味しさを予測し、商品開発や販売促進に生かしていくか、事例とともに紹介させていただきます。

  1. 味覚センサーについて
  2. ニューラルネットワークについて
  3. 美味しさをどう捉えるか
  4. 事例紹介

第2部 味覚センサ活用による食品の味・におい分析と 味覚データのマーケティングへの応用

(2019年10月8日 13:00〜15:00)

 弊社は味覚センサを使用し、5万アイテム以上の測定を行ってまいりました。味を数値化する味覚センサをうまく活用するには技術的な面と味を理解する感性も必要になってくると考えております。  本講演では味覚センサの測定から活用までの流れやコツを、活用事例・体験を交えてわかりやすくご説明させていただきます。

  1. 味覚センサについて 装置について簡単な説明
  2. 味合成基準液 試薬で作るコントロールアイテムのご紹介
  3. 前処理について もちろん前処理で味わいが変わります
  4. 味覚センサと官能表現 味数値の解釈をするには?
  5. 味覚センサ活用事例 弊社活用事例を交えて
  6. 注目すべき味 味覚センサがあるからわかりやすい味
  7. 先味、後味、口溶け、コク
  8. 隠し味とは 甘味の裏にある味わい~チョコレートを用いて

第3部 「味のものさし」の提供と味の見える化

(2019年10月8日 15:10〜17:10)

 超少子高齢化社会において、食品のニーズは多様化しており、自分が美味しいと思って開発したものが消費者に通用するかどうか分からなくなってきた。 従来の官能検査に味の見える化のツールも活用することで、多様なニーズにきめ細かく対応できる。

  1. 食品業界の潮流
    1. なぜ、味覚センサが今必要とされているのか?
  2. 味の見える化技術
    1. 味覚センサの原理
    2. 味の数値化
    3. コク、キレ
  3. 味の見えるかのビジネス活用例
    1. 多様なニーズの見える化
      • 地域差
      • 年齢差
      • トレンド
      • 価格差
    2. コンセプトの明確化
    3. コストダウンを考えた食品の最適設計
    4. 体によい食品の設計
    5. プロモーション
    6. 品質管理と品質保証
  4. 今後の展望

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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