最前線でのLi-ion電池に対する容量劣化 (SOC) 評価技術

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従来の電池管理では、電池をブラックボックスと見なすことができた。しかしながら、HEV/EVのLi-ion電池では、エネルギ密度が飛躍的に高いので、従来のように、電池をブラックボックスと見なすことができず、電池の内部状態に応じた電池管理が必要となる。このためには、電気系技術者、電池系技術者、センサ系技術者の協力が欠かせないが、3者の協業をスムーズに進めることは、難しい。  そこで、本セミナーでは、それぞれの観点からの技術的課題を明確化し、3者の協業を容易にする。

  1. はじめに
    1. SOHとSOHの定義
    2. 自技会によるロードマップ
    3. 電池評価方法のあるべき姿
    4. ミクロな視点とマクロな視点との関連性
  2. Li-ion電池の特徴 (Power and Energy Characteristics)
    1. SOC-OCV特性
    2. SOC-OCV特性のミクロ的要因
  3. SOC評価の現状と課題
    1. SOC推定方法と技術的課題
    2. クーロンカウント法によるSOC推定
    3. カルマンフィルタによるSOC推定
  4. SOH (容量劣化) に対する提言
    1. 従来の電気化学インピーダンス計測の問題点
    2. アレーニウス型加速度試験の問題点
    3. 積層型劣化物質の検出方法/1kH信号によるSOH (容量劣化) のセンシング
    4. 熱力学ポテンシャルの変化によるSOH (容量劣化) 推定法
  5. 金属Liの析出 (デンドライト型) への対応
    1. 金属Liの析出と安全性との関係
    2. デンドライト型の金属Liの検出の原理
    3. デンドライト型の金属Li検出センサの提案
  6. おわりに
    1. 今後開発が望まれる項目
    2. 界面の温度計測技術
    3. 界面の加熱技術

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ちよだプラットフォームスクウェア
101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
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