マイクロプラスチック汚染問題と生分解性プラスチックの技術動向

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会場 開催

本セミナーでは、海洋プラスチックゴミ問題を概観しながら、海洋での生分解性プラスチックの成立要件と問題点を挙げ、これらの問題点を克服するためのプラスチックの「時限」生分解性について解説し、現在研究グループで取り組んでいる研究事例を紹介いたします。

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プログラム

生分解性プラスチックは、海洋へのプラスチックの環境拡散問題の解決策の一つとして注目を集めています。一方で、生分解性プラスチックを汎用プラスチックの代替とするには、いくつかのブレイクスルーが必要です。  本講演では、海洋プラスチックゴミ問題を概観しながら、海洋での生分解性プラスチックの成立要件と問題点を挙げ、これらの問題点を克服するためのプラスチックの「時限」生分解性について解説し、現在当研究グループで取り組んでいる研究事例を紹介します。

  1. バイオプラスチックの必要性と背景
  2. プラスチック廃棄物と海洋汚染について
    1. プラスチックを取り巻く海洋生態系
    2. 海洋マイクロプラスチック問題
    3. プラスチック生物圏 (Plastisphere) について
  3. 市販されている生分解性プラスチックの紹介
    1. 化学合成系
    2. 生合成系
  4. 材料の生分解性発現機構
    1. 生分解機構 (生物および非生物劣化、酵素分解、微生物分解)
    2. プラスチックを分解する酵素
    3. プラスチックを分解する微生物
  5. 生分解性評価法
    1. 酵素分解法
    2. 微生物分解法
    3. その他
  6. 生分解性プラスチックの規格および認証
  7. 生分解性プラスチックの生分解性と構造との関係
    1. 一次構造
    2. 高次構造
  8. 海洋における生分解性プラスチック
  9. 生分解性プラスチック設計
    1. 構造要件
    2. それ以外の要件
  10. 海洋生分解性プラスチック開発研究事例
    1. 環境応答性高分子の利用
    2. 生物応答性高分子の利用
    3. その他

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
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