本セミナーでは、太陽熱発電の基礎から解説し、国内・海外での市場動向・参入可能性について詳解いたします。
日時
- 2011年9月29日 10時30分〜 2011年9月29日 16時20分
プログラム
第1部 太陽熱発電の特性と構造、海外での開発動向、および市場と参入の可能性 (10:30~12:30)
東京工業大学 ソリューション研究機構 教授 理学博士 玉浦 裕 氏
太陽熱発電は急速にその重要性が高まっているが、その大きな理由は、大容量太陽熱発電所建設が、サンベルト大市場で始まりつつあることにある。 昼間のみ発電する太陽熱発電システムはこの大きなトレンドから見ると、今後5年の内に市場を失う可能性があり、蓄熱による低コスト太陽熱発電システム開発が極めて重要になってきている。 本講座は、このような背景を踏まえて、必要な太陽熱発電技術開発のあり方に基づき、その将来性とビジネス展開のポテンシャルにポイントをあてて、太陽熱発電全般についての理解を深める。
- 太陽熱発電の仕組み・構造と特性
- 太陽熱発電の原理
- 太陽熱発電の特徴・強み・ポテンシャル
- 適地と種々の発電システム
- 太陽熱発電の開発動向と市場・事業性
- 各国の取り組みとプロジェクト動向
- 政策支援
- 企業動向
- プラント事例
- 太陽熱発電の経済性評価
- 中国の内モンゴルサンベルト開発によるアジア太陽エネルギー開発への脅威
- アジアデザテック構想の実現と我が国のエネルギー安全保障
- 各国の取り組みとプロジェクト動向
- 太陽熱発電の方式と課題
- タワー型、トラフ型、フレネル型の構成機器 (要素技術) ・特徴とコスト・プロジェクト設計
- 24時間発電と昼間発電
- 蓄熱方式の新技術開発
- タワー型の大規模集光の限界
- 新集光システム開発の必要性
- ビームダウン集光システムと直接加熱蓄熱システム
- 我が国の太陽熱発電の独自技術開発基地の必要性
- 太陽熱発電と脱原発の考え方
第2部 JFEエンジニアリングの太陽熱発電事業への取り組み (13:10~14:40)
JFEエンジニアリング(株) グリーンプロジェクト本部 (兼) 社長付 主席 脇元 一政 氏
太陽エネルギーの利用方法の一つとして、集光型太陽熱発電を取り上げて解説する。 はじめに、世界の太陽熱発電の現状を概説する。続いて、JFEエンジニアリングの集光型太陽熱発電技術の特徴を解説し、基本設計例やハイブリッドシステムを紹介する。 さらに、福島第一原発の事故を踏まえ、今後の電力需給逼迫に伴う再生エネルギーの位置づけの変化などについて概説する。
- 世界の太陽熱発電の状況
- 太陽熱発電技術の種類と比較
- 太陽熱発電設備設置候補地
- 発電コスト
- JFEEの太陽熱発電技術
- JFEグループの紹介
- 基本技術の解説
- 集光フィールド設計
- ヘリオスタット、レシーバー設計
- 発電システム
- モジュール化
- ハイブリッドシステム
- まとめ
- 福島第一原発の事故を踏まえ
- 地球温暖化対策と経済成長は両立するか
- 福島原発事故後の世界
- JFEのグリーンビジネスの取り組み
- 全体まとめ
第3部 太陽熱利用の技術開発 ~ソーラートライジェネレーション~ (14:50~16:20)
(株)ユニバーサルエネルギー研究所 技術顧問 芝浦工業大学 工学部 非常勤講師 田中 忠良 氏
海外から輸入したエネルギー資源によって産業・生活に必要な熱・電気に使用しているが、将来にわたって我が国の経済・社会を維持するには、燃料を必要とする。その燃料を生産するための一つの方法として、太陽エネルギーの利用がある。熱・電気だけでなく、燃料を生産するシステムがソーラートライジェネレーションである。 ここでは、トライジェネレーションを実現する方法を紹介し、更に、それに付随したエネルギー貯蔵とエネルギーを有効に使用 (エネルギー使用の合理化) する方策についても紹介する。
- 新たなエネルギー戦略
- 我が国の状況
- 我が国に必要なエネルギー技術
- 燃料製造
- トライジェネレーション
- 低温型トライジェネレーション
- 高温型トライジェネレーション
- エネルギー貯蔵 (熱・電気一体貯蔵)
- エネルギー使用の合理化
会場
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
- 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)