開発早期における説得力のある患者数・売上予測

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会場 開催

本セミナーでは、事業性評価に影響を与える薬価、患者数、シェア、成功確率の予測手法を解説いたします。
また、売上データが入手できない場合での確度の高い予測を実践するためのポイント、ノウハウについて詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部. 事業性評価のための開発早期における売上予測

(2019年8月30日 10:00〜12:00)

 R&Dプロジェクトの優先順位を付ける際に、事業性評価から得られる期待NPVを根拠として使用することが一般的におこなわれている。本講演では期待NPVを算出する上で重要な項目にフォーカスして、開発早期における売上予測の方法について説明する。

  1. 期待NPVに影響を与える要素
    • 売上予測 (価格、患者数、シェア)
    • コストと投資額
    • 成功確率
  2. 価格の予測
    • 価格に関する市場調査
    • ペイヤーの注目点
  3. 患者数の予測
    • 患者数データ
    • 市場調査による対象患者数の推定
  4. シェアの予測
    • 開発品情報の調べ方
    • シェア予測の3要素
  5. 成功確率の考え方

第2部. 売上データが入手できない場合での開発早期での売上予測

(2019年8月30日 12:45〜14:45)

 売上予測の基本は的確な市場把握 (市場予測) と当該製品の客観的なポテンシャルの評価である。開発早期 (上市まで数年以上の期間を想定) にはそれらの情報を確実に得ることは困難であることは想像がつく。本講座では改めて売上予測の基本を見直すことにより「売上データが入手できない場合」の売上予測の方法論がん領域を例に考える。

  1. 市場データが充実している一般的な薬剤の売上予測
    1. 各種セカンダリーデータの活用法
    2. 売上予測の実践
  2. 市場データが不足している場合の売上予測
    1. 活用可能なセカンダリーデータは?
  3. データ不足を補う調査法=データがない場合の売上予測
    1. 必要とするデータの確定
    2. プライマリーデータの収集
    3. 確度の高い売上予測を実践するには

第3部. 開発早期における薬価予測

(2019年8月30日 15:00〜17:00)

 薬価の希望書類作成に関してはより正確な情報が求められている。特に患者数に関して、算出の根拠が当然ながら必要となってくる。その算出の仕方についてきちんと理論的に説明をすることが重要である。その算出方法について具体例を用いながら解説をする。  薬価基準収載希望書の記載を想定しながらお話させて頂きます。

  1. 推定適用患者数について
    • 適切な患者数について何を参考に作成すべきか
  2. 予測販売数根拠資料について
    • 実際の患者数の内自社製品が処方される割合を算出する際の考え方
  3. データベースについて

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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