離散要素法 入門

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、離散要素法 (Discrete Element Method: DEM) について基礎から解説し、実際の粉体プロセスへの最新活用事例について解説いたします。

日時

中止

プログラム

離散要素法 (Discrete Element Method: DEM) は、粉体の挙動を計算するシミュレーション手法であり、粉体プロセスの設計や最適化への活用が進んでいます。そこで、本セミナーでは、DEMの基礎知識についてお話しするとともに、実際の粉体プロセスへの最新活用事例について紹介します。  具体的には、はじめに、DEMとはどんな計算手法なのか?についてなるべく数式を使わずに分かりやすく説明します。次に、流動層や空気輸送のような固気混相流れのシミュレーションに用いられる、DEMとCFD (数値流体力学: Computational Fluid Dynamics) のカップリング法について紹介します。最後に、造粒プロセスを取り上げ、DEMを用いた造粒プロセスの解析・設計・最適化の研究事例について紹介します。最後に、現状のDEMでできることとできないことについてまとめるとともに、最新の研究動向についてもお話する予定です。

  1. 離散要素法 (DEM) の基礎
    1. DEMとはどういう計算方法か?その全体像の概説
    2. 粒子運動挙動の計算方法
    3. 粒子間接触力の計算方法
    4. モデルパラメータの物理的な意味
  2. 数値流体力学 (CFD) の基礎と、DEM – CFDカップリング計算の基礎
    1. CFDとはどういう計算方法か?その全体像の概説
    2. DEMとCFDを組み合わせた計算手法:DEM – CFDカップリングモデル
  3. DEMを用いた造粒プロセスの設計・最適化
    1. 造粒プロセスの概説
    2. DEMを用いた造粒プロセスの解析・設計・最適化の研究事例
    3. DEMを活用した撹拌型造粒機のスケールアップ
    4. まとめ:現状のDEMでできること・できないこと
    5. 造粒現象の予測に向けた最新研究動向の紹介

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

受講料

複数名同時受講の割引特典について