排水および環境中マイクロプラスチックの分析・調査・規制の世界の最新動向と現在

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本セミナーでは、海洋汚染プラ問題がクローズアップされ、世界的な動きが加速されるマイクロプラスチック問題を取り上げ、製造業や研究調査機関、行政等がどのようにマイクロプラスチックの調査・分析をすればいいのか、世界の最新動向と現在、そして実務担当者の調査・分析方法を丁寧に解説いたします。

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プログラム

本講座では、マイクロプラスチックの定義から調査分析方法、データの整理方法、現在の世界の規制方向について、最新の情報盛りだくさんでご紹介します。製造業や研究調査機関、行政等でご活躍の方はもちろんのこと、これからマイクロプラスチックの業務に携わる方、すでに携わっているがどうすべきか困っている方に、具体的な道標を個別にご提供いたします。

  1. マイクロプラスチック問題の世界の最新動向
    1. マイクロプラスチックとは
      ~一般的な定義及び最近の考え方~
    2. マイクロプラスチックの環境影響
      ~様々な暴露経路による生物、ヒトへの影響~
    3. マイクロプラスチックの社会的影響
      ~地域的に考え方に違いがある~
      1. EU
      2. アメリカ
      3. 日本
      4. 中国
      5. ISO
  2. マイクロプラスチック調査方法、分析方法
    1. 現行のマイクロプラスチック調査方法とその問題点
      1. 実体顕微鏡による分析方法
      2. マクロFTIRによる分析方法
      3. 顕微FTIRによる分析方法
      4. IRスペクトルによるマッチングにおける問題点
        ~環境中物質と標準物質との差への対応~
    2. 最新のマイクロプラスチック調査方法、分析方法の紹介
      1. 可搬型オンサイトマイクロプラスチック濃縮装置の紹介
      2. 試料別前処理方法の紹介
      3. 顕微FTIRによる最新定量定性自動分析方法の紹介
    3. 最新のマイクロプラスチック調査方法、分析方法を用いた調査結果事例
      ~調査分析のコツと20μm以上の微細粒子も含めたマイクロプラスチック及びそのほかの懸濁態物質の存在~
      1. 下水等の排水
      2. 一般河川
      3. 海洋
      4. 砂浜
      5. 水生生物
      6. 水道水
  3. マイクロプラスチック調査、分析の実演、実習
    ~すぐに調査、分析ができるように~
    1. 前処理器具の紹介と実演
    2. さまざまなメーカーの分析機器の紹介と実演
    3. 実体顕微鏡による定性の実演、コツおよび課題
    4. ユーザー立場から見たマイクロプラスチック測定に適したFTIR
  4. 総括とフリーディスカッション
    ~個別の質疑応答や相談などゼミナール形式にて実施~

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

受講料

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