インクジェット技術の基礎と活用

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インクジェット技術はパソコン向け印刷機として大量に使用されていますが、一般の技術者の方がインクジェット装置を製作する場合や、インク会社の方がインクジェット技術を理解する、テキスタイル印刷を考えている、金属・樹脂面への印刷を考えている、プリンテッドエレクトロニクスへの応用を考えている、次世代電池への各種膜形成を考えているなど、色々な応用分野へ適用する基礎技術を説明します。  また、プリンテッドエレクトロニクスに代表される高精度・高密度塗布の課題やインクジェットでの特徴的な現象など、過去、インクジェット技術で取組みながら実用化事例につながらなかった多くの事例を克服するアイデアを当講座で習得してください。

  1. はじめてのインクジェット技術
    1. はじめての産業用インクジェト技術
      1. 産業用インクジェット技術を振り返って
      2. インクジェット印刷技術とロール to ロール
      3. 産業用で遅れたインクジェット工法
    2. 現在報告されているインクジェット工法の課題
  2. インクジェットヘッドの種類
    1. インクジェットヘッドの種類
      1. インクジェットヘッドの種類
      2. インクジェットヘッドの構造
      3. プリントヘッドと各方式の特徴
    2. インクジェットヘッドの新しい流れ
      1. インク循環系
      2. 薄膜ヘッド
  3. 産業用インクジェットによる塗布技術の進化と課題
    1. 産業用インクジェットによるインク塗布の歴史と課題
      1. 2005年頃の塗付技術
      2. 残った課題
    2. コーリング現象 (コーヒースティン現象)
      1. 現象の理解
      2. 効果が期待できる改善策
    3. 塗布面の表面エネルギー、材料の表面エネルギー
      1. 不吐出と表面エネルギー
      2. バルジ、ジャギー
    4. 親水・撥水処理の効果と種類
      1. UV、エキシマ、レーザ
    5. 隔壁材料
  4. DNP精密吐出制御の考え方
    1. DNP精密吐出制御の必要性と考え方
      1. 2007年頃の考え方
      2. 現在のDNP制御への要求
    2. インクジェット吐出インクの体積計測技術 (±1%精度で)
      1. 飛翔観測装置の変遷
      2. ±1%精度の体積計測
    3. インクジェットヘッド駆動波形編集
  5. インクジェット塗布と薄膜形成の応用
    1. インクジェット塗布と薄膜形成 (50nm~500nm程度)
      1. 全面均一薄膜形成
    2. インクジェット塗布と印刷パターン形成
      1. 微細パターン形成
      2. インクジェットヘッド配置の工夫
    3. ディスプレー分野へのアプリケーション
      1. カラーフィルター等
      2. その他
    4. 有機半導体TFT
      1. 数層を塗上げる塗布工法のむずかしさ
      2. 親水・撥水処理、表面エネルギー
      3. 有機TFT回路素子
    5. 電池分野への応用
  6. 産業用インクジェット工法へ向けた今後の技術
    1. 今後の技術
      1. 10nm付近の高速厚み計測
      2. 親水・撥水処理装置
      3. 大面積塗布装置
      4. その他

会場

滋慶医療科学大学院大学
532-0003 大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
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