本セミナーでは、種々の環境問題の解決策として期待されるバイオプラスチックについて、社会状況・普及の現状から、創製・機能化技術、応用展開・展望まで幅広く解説いたします。
日時
- 2019年8月23日 13時00分〜 2019年8月23日 16時30分
開催予定
プログラム
現代の生活および社会において、プラスチックはあらゆる分野において不可欠な材料として幅広く利用されている。また、従来無機材料が中心であった自動車部材等の、高強度・高耐久性用途への利用拡大も進められている。その一方、廃プラの移送および処理に関する国家間の問題、海洋投棄されたプラスチックによる海洋生物への被害という問題が改めてクローズアップされている。これらの問題点を克服しながら、プラスチックを有効に活用していくためには、既存のプラスチックの改良のみならず、既存プラスチックと同様 (あるいはそれ以上) の機能性および生産性を有しながら、既存プラスチックにはない生分解性などの性質を有するプラスチックの開発が不可欠である。また、使用後の効率的なリサイクルシステムの構築も重要な課題である。 これら諸問題の解決策として期待されているのが、植物などの生物資源 (バイオマス) を出発原料とする、あるいは微生物や各種生物が産生するバイオプラスチックの普及拡大である。日本においても2005年の愛知万博をきっかけにバイオプラスチックの普及が進められているが、一層の普及拡大のためには、生産コストの削減、高機能化および多用途対応が不可欠である。 本セミナーでは、バイオマスプラスチックの製造、物性、加工プロセスおよび用途展開に関して、既存プラスチックと比較しての特長および課題点を整理し、今後のバイオマスプラスチックの開発展望に関する指針を提供することを目的とする。
- バイオプラスチックを取り巻く社会状況と普及の現状
- プラスチックの製造・使用・廃棄・リサイクル
- プラスチックと環境問題
- バイオプラスチックの由来、製造法、および構造による分類
- バイオマスを出発原料とし、既存のプラスチックと同じ構造を持つプラスチック
- バイオポリオレフィン
- バイオPET
- バイオマスを出発原料とし、既存のプラスチックと異なる構造を持つプラスチック
- ポリエステル系バイオプラスチック
- 多糖系バイオプラスチック
- 芳香族系バイオプラスチック
- 生物が直接合成するプラスチック
- バイオポリエステル
- バイオマスを出発原料とし、既存のプラスチックと同じ構造を持つプラスチック
- バイオプラスチックの高機能化
- バイオプラスチックの物性改善
- 耐熱性の改善
- 力学特性の改善
- 高強度化
- 脆性の改善
- バイオプラスチックの成型加工性改善
- 成形サイクルの改善
- 様々な成形法への最適化
- バイオプラスチックへの新規加工法の応用
- 電界紡糸法
- 3Dプリンタ
- 微粒子化
- 生分解性および環境分解性の制御
- 「生分解性」とは?
- プラスチックの構造制御による分解性制御
- プラスチックを資化する生物
- バイオプラスチックの物性改善
- バイオプラスチックの用途展開とこれから
- 汎用用途 (パッケージ材料など)
- 高機能用途 (医用材料など)
- バイオプラスチックの認証制度と品質保証
- 国内外における認証制度
- 「バイオマス由来」であることの保証
- 新規分野への展開
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
- 複数名: 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。